【過去発言】稲田朋美議員「政治不信の根底には国民のモラルの低下がある」「国民の生活が第一なんて政治は私は間違っていると思う」

Xユーザーの森上しんぺいさん(@nakamacity2025)は、自民党の稲田朋美議員が過去に行ったスピーチ映像を紹介し、「政治不信の原因は国民のモラルの低下だとのたまう裏金議員。稲田朋美!」と批判的に投稿しました。紹介された映像内で稲田議員は、次のように述べています。

「次の選挙に勝てることだけを考えているじゃないか。政治は信頼できないというのが国民の皆様の考え方なんです。私はこの政治不信の根底には、国民のモラルの低下があるのではないかと思っております。民主党のこの不道徳な政権を生んだのは我が自民党なんです。なぜなら、国民の生活が第一、ばらまき、もう目の前の利益誘導に飛びつくような国民を育てる教育をしてきたのが我が自民党じゃないんでしょうか。私はそのことを反省をしなければならない」

さらに、稲田議員は「改革や仕組みの変更だけでは政治も日本も変わらない。公務員や政治家の倫理観、国民のモラルが高くなければ国も良くならない」と訴え、「国民の生活が第一なんて政治は間違っている」と明言しました。

その上で、「今の生活だけでなく、先人から受け継いだものを子孫に引き継ぐのが政治家の責任だ」と語っています。

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文字起こし

稲田朋美

次の選挙に勝てることだけを考えてるじゃないか、政治は信頼できないというのが国民の皆様方の考え方なんです。

私はこの政治不信の根底にはですね、国民のモラルの低下があるのではないかと思っております。民主党のこの不道徳な政権を生んだのは我が自民党なんです。

なぜなら国民の生活が第一、ばらまき、もう目の前の利益誘導に飛びつくような国民を育てる教育をしてきたのが我が自民党じゃないんでしょうか。

私はそのことを反省をしなければならない、そして何か政治を変えるというとですね、何か改革だとか仕組みを変えるだとか、そんなことばかり言いますが、そんなことだけで私は政治も変わらないし日本も変わらない。

公務員のですね倫理観が高くなければ大阪市と大阪府を統合してですよ、大阪都にしたって何も変わらないんですよ。

仕組みを変えたって私たちのモラルが高くなければ日本は良くならないんです。国民の生活が第一なんて政治はですね私は間違っていると思います。

今私たちが生きているのは、私たちの今の生活だけが大切なんじゃなくて、先人から引き継いできた大切なものを私たちの子孫に引き継いでいく。その責任を果たすのが政治家の役割だと思っております

 

発言の波紋と視聴者の受け止め方

政治家の責任と国民のモラルをめぐる議論

稲田議員の発言は、「政治不信の根本には国民のモラルの低下がある」と指摘した部分が特に物議を醸しており、「有権者に責任を転嫁しているのではないか」という批判がXを中心に相次いでいます。

一方で、自民党がこれまで行ってきた「利益誘導型の政治」について自らも反省の意を示すなど、内省的なトーンも含まれており、一定の評価も見られました。

ただ、発言内容が再び注目を集めた背景には、現在も続く政治とカネの問題、裏金疑惑などの影響があります。

視聴者の間では「この発言をする立場にあるのか」との疑念も広がっており、過去の発言が今の行動と整合しているかが厳しく問われる時代であることを示しています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

政治家と国民の信頼再構築に必要な視点

「信頼される政治」へ真の改革とは

稲田議員が指摘するように、制度改革だけでは社会は変わらず、政治家や公務員、そして国民一人ひとりのモラルが社会全体の質を左右するという考えには一理あります。

しかし、それを政治家自身が語る際には、自らの行動や所属政党の姿勢が伴っていなければ説得力を持ちません。

今後、政治家が国民から信頼を得るためには、「責任の所在」を明確にし、自らの反省と改革への意志を行動で示すことが不可欠です。

国民を責めるのではなく、共に改善を目指す姿勢こそが、政治不信を乗り越える鍵となるのではないでしょうか。

(文=Share News Japan編集部)

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