
4月4日夜、大阪・関西万博の会場にあるブラジルパビリオンで火災が発生し、天井や配線が焼ける被害が出たものの、けが人は確認されていません。
報道の詳細
建設途上のパビリオンで火災
「タイプX」方式による出展で発生したトラブル
今回火災が発生したブラジルパビリオンは、万博会場の建設方式の一つである「タイプX」に該当します。
これは、博覧会協会が建物の骨組みまでを整備し、それを各国に引き渡して内外装などを独自に仕上げる方式で、柔軟な表現を可能とする反面、各国の工事管理に委ねられる部分も多く、安全管理面での課題が浮き彫りになりやすい構造です。
夢洲会場では現在、開幕に向けて一般来場者を招いた「テストラン」が実施されており、会場全体の設備や動線などを検証する段階に入っています。
火災発生が同日に起きたことから、協会側にはさらなる安全確認や対応強化が求められています。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
地下から吹き出るガスが中国製EVバスに引火する前にやめろというのに
— fumiotan (@fumiotan23) April 5, 2025
遂に…
— you (@MuYou21120) April 5, 2025
一歩間違えたらガス爆発ですからスリルがあって楽しそうですね
— 赤鼻のシロクマ (@z95938620) April 5, 2025
これに修学旅行生行かせるんか?
— テッド (@kusoseijika) April 5, 2025
無理だろ
開幕を前に安全性への信頼回復が急務
本番に向けた準備段階で問われる危機管理
今回の火災は、幸いにも大事には至らなかったものの、万博本番を目前に控えた重要な時期でのトラブルとなりました。
すでにチケット販売や準備の遅れなどで運営への不安が高まる中、安全面においても一層の慎重さが求められています。
今後は、協会がすべてのパビリオンに対して安全点検を徹底し、各国と連携した防火対策の強化が不可欠です。
万博の成功には、訪れる人々が安心して楽しめる環境づくりが大前提であり、今回の火災を教訓として、危機管理体制の再点検が急がれます。
(文=Share News Japan編集部)
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