【京都】中国人観光客、休館日の『愛宕念仏寺』に無断侵入し逮捕 住職「マナーもへったくれも何も関係なし」
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京都・愛宕念仏寺に休館日中に無断で侵入したとして、中国人観光客の男が建造物侵入の疑いで逮捕され、同行者とみられる人物も警察が行方を追っています。

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報道の詳細

観光マナーと文化財保護のはざまで

増える外国人観光客に寺院側の対応が追いつかず

京都は世界的な観光都市として知られ、特に寺社仏閣は多くの訪日客が足を運ぶ人気スポットです。

しかしその反面、観光客によるマナー違反やルール無視が問題視される場面も少なくありません。

今回の事件が起きた「愛宕念仏寺」は、約1200体の羅漢像が並ぶ独特の景観で知られ、「日本一の隠れ寺」として外国人観光客にも注目されてきました。

観光客の急増に伴い、寺院側は静かな環境を守るために週1回の休館日を設けるなどの対応を取ってきましたが、それでも無断侵入といった行為が発生しており、マナーや意識のギャップが浮き彫りになっています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

観光立国としての責任と課題

マナー教育と法的対応の両輪が求められる

訪日外国人の増加は経済面での恩恵をもたらす一方で、文化財や宗教施設におけるマナー問題も深刻化しています。

とくに寺社仏閣では、写真撮影のマナー違反や立ち入り禁止エリアへの侵入が後を絶ちません。

多言語での案内や啓発ポスターが整備されつつありますが、それでも全ての来訪者に行動の意味を伝えるには限界があります。

今回の事件を受けて、愛宕念仏寺では侵入防止用の植樹を前倒しで実施するなど、自衛の動きも見られています。

今後は、観光と文化保護を両立させるため、地域や行政、そして旅行業界が一体となった取り組みが求められます。

観光の自由と地域の尊厳、その両立が問われる時代に入りつつあります。

(文=Share News Japan編集部)

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