元警視庁捜査第一課警部補「中居正広の事案は組織犯罪であり凶悪犯罪でもある」

元警視庁捜査第一課警部補で、現在はYouTuberとしても活動する佐藤誠氏が、自身のXアカウントで中居正広氏に関するフジテレビの第三者委員会報告書について言及し、「本件は組織的な凶悪犯罪であり、事件化されるべきだ」と強い批判を展開しました。

佐藤氏は、民間による調査の限界を指摘するとともに、警察の対応の不十分さに疑問を呈しています。

話題のポスト

中居氏の件に元捜査官が強い懸念

「組織的かつ計画的な犯行」と指摘

佐藤氏はポストの中で、第三者委員会の報告書が「業務の延長線上にある性暴力」と認定した点には一定の評価をしつつも、「捜査権のない民間団体には限界がある」と分析しました。

そのうえで、本件を「組織犯罪であり、凶悪犯罪」「手口にも計画性・常習性がある」とし、事件化されないままであることは「警察の存在意義が問われる」と批判しました。

また、佐藤氏はフジテレビ社員と中居氏がやり取りしていたとされるLINEの内容を「不同意性交等罪の共謀共同正犯の証拠」と位置づけ、「共犯関係は否定できない」との見方を示しています。

さらに、事件化に向けては「フジテレビ幹部の関与の有無を掘り下げる必要がある」とし、捜査当局の迅速かつ厳正な対応を求めました。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

警察の対応とメディアの信頼性が問われる局面に

事件化の有無が社会的信頼に直結

今回の件では、第三者委員会による一定の事実認定がなされているにもかかわらず、警察がいまだに本格的な捜査に乗り出していないことに疑問の声が上がっています。

元捜査官の立場から「難しい事件ではない」と語る佐藤氏の見解は、警察やメディア、司法制度への社会的信頼を揺るがす可能性をはらんでいます。

今後の警察の動向や、報道機関としてのフジテレビの対応が、被害者保護と社会正義の実現に向けた重要な試金石となることは間違いありません。

真相の徹底解明と、責任の所在を明確にする取り組みが強く求められています。

(文=Share News Japan編集部)

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