【話題】『そもそも小選挙区で負けたのに比例復活して外務大臣政務官になれていること自体がおかしい』

Xユーザーのサキガケさん(@nihonpatriot)は4月2日、現職のえりアルフィヤ外務大臣政務官に対し、「小選挙区で落選したにもかかわらず比例代表で復活当選し、その後政務官に就任しているのはおかしい」と批判するポストを行い、注目を集めています。

この投稿には、「#えりアルフィヤ外務大臣政務官の更迭を求めます」というハッシュタグも添えられており、支持や共感の声も広がっています。

話題のポスト

比例復活制度と政務官登用をめぐる議論

民意との齟齬に対する疑問と制度のあり方

日本の衆議院選挙制度では、小選挙区で落選しても比例代表で復活当選する「比例復活制度」が採用されています。

この制度により、えりアルフィヤ氏も2021年の衆院選で小選挙区では落選したものの、比例東京ブロックから当選を果たしました。その後、外務大臣政務官に任命されています。

一方で、有権者の中には「小選挙区で落選した人物が政務官などの政府ポストに就くことは民意に反するのではないか」とする見方も根強く、今回のポストはそのような意見を代弁した形となっています。

とくにSNS上では「比例復活と閣僚級ポストの兼任は避けるべき」といった制度見直しを求める声も散見されます。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

制度の透明性と納得感が問われる政治環境

選挙制度と人事のあり方に向けた議論の必要性

えりアルフィヤ氏をめぐる今回の投稿は、単なる一政治家への批判にとどまらず、政治制度の構造的課題や選挙制度の是非を改めて問い直す契機にもなっています。

比例制度は多様な民意を反映する一方で、選挙区での敗北を「無効化」してしまう側面もあり、有権者にとってはその違和感が強まっているようです。

今後、政務官などの政府人事が国民にとって納得のいくものとなるためには、制度の運用と説明責任が一層問われることとなりそうです。

(文=Share News Japan編集部)

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