中国スマホ大手シャオミのEV車、事故でドア開かず3人死亡…

中国のスマートフォン大手シャオミが製造する電気自動車「SU7」が3月29日夜、中国安徽省の高速道路で衝突事故を起こし、車両が炎上して乗っていた3人が死亡したと報じられました。

報道の詳細

EV火災事故に再び注目が集まる

ドアの開閉不能とバッテリー火災のリスク

中国では近年、電気自動車の普及が急速に進む一方で、事故時に車両のドアが開かず、乗員が車内に閉じ込められるケースが報告されています。

特に高性能なリチウムイオンバッテリーを搭載するEVでは、衝突時の損傷によって発火のリスクが高まるとされ、安全性に対する懸念が根強く残っています。

今回事故を起こしたシャオミの「SU7」は、2023年3月に登場した同社初の電気セダンで、IT企業として異業種からのEV参入としても注目を集めていました。

しかし、事故直後にドアが開かなくなり、車内の3人が逃げられずに焼死したと報じられたことで、車両設計や緊急時の安全対策に対して厳しい視線が向けられています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

信頼されるEV開発へ求められる透明性と対策

急拡大するEV市場での安全性確保がカギ

シャオミは事故発生後、専門チームを立ち上げ対応に乗り出したと説明していますが、遺族や消費者の間では「事故原因の徹底的な究明」と「再発防止策の提示」が強く求められています。

EVの技術革新は進んでいますが、命に関わる安全機構の確保がなければ信頼の構築は難しい状況です。

EV市場の競争が激化する中で、企業は単なる性能やデザインだけでなく、安全性と事故時の対応策をいかに実装するかが今後の成長と信頼に直結すると言えるでしょう。

事故の真相とシャオミの対応は、今後のEV業界全体にも影響を与えるものとみられます。

(文=Share News Japan編集部)

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