自民・森下千里議員「名前は両親からのプレゼントであり、名字は先祖代々受け継がれてきたもの」→ 立憲・石垣のりこ議員「んん?なら、選択的夫婦別姓制度のほうがいいのでは?」

参議院議員の石垣のりこ議員は4月1日、自身のXアカウントにおいて「んん?『名字は先祖代々受け継がれてきたもの。大切にしたい』なら、選択的夫婦別姓制度のほうがいいのではないですか」と投稿しました。

この発言は、自民党の森下千里議員が「夫婦別姓実現イコール女性活躍ではない」と発言し、「旧姓通称使用拡大を優先する」「名前は両親からのプレゼントであり、名字は先祖代々受け継がれてきたもの」と述べたニュースへの反応として行われたもので、名字の継承に重きを置くならこそ、選択肢を保障する制度が必要だという立場を示したものです。

話題のポスト

選択的夫婦別姓を巡る議論の再燃

「名前を守る」論と制度の矛盾を指摘する声

選択的夫婦別姓制度の導入をめぐっては長年にわたり議論が続いていますが、今回の石垣議員の投稿は、名字の重要性を訴える一方で同姓を強制する制度が矛盾しているという問題提起となっています。

森下千里議員の「旧姓通称の活用を優先」との発言に対しても、「本当に名字を大切にするなら、制度上でそれを選べるようにすべきでは」という視点から、多くの共感や議論が広がっています。

現在の制度では、結婚により夫婦のどちらかが姓を変えることが法律で定められており、実際には女性が改姓するケースが大半です。

これに対して、「結婚しても自分の名字を保持したい」と願う人々から、法的な夫婦別姓の実現を求める声が続いています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

名前に込められた尊厳と選択の自由

制度的矛盾の解消が信頼ある社会への一歩

名字には家族の歴史や個人のアイデンティティが込められており、「それを尊重するならこそ選択の自由が必要」との考えは、ジェンダー平等や多様性を尊重する社会の価値観とも一致しています。

石垣議員の投稿は、その核心を突く指摘として大きな反響を呼び、選択的夫婦別姓制度の必要性に改めて注目が集まっています。今後、制度の見直しに向けた議論がどのように進むのかが注目されます。

(文=Share News Japan編集部)

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