「卒業式に来るな、と言ったのに来たので暴行した」祖母を暴行し死なせた当時15歳の少年…

大阪府で2020年4月に発生した、当時15歳の少年が同居する祖母を暴行し死なせた事件が、2024年に入り再びSNS上で注目を集めています。

少年は「卒業式に来るなと言ったのに来たから暴行した」と供述しており、傷害致死の容疑で送検されました。

報道の詳細

SNSで再注目される過去の少年事件

事件の背景にある家庭内孤立と教育現場の限界

この事件は、発生から約4年が経過した現在、SNS上で再び取り上げられ、多くのユーザーの間で議論を呼んでいます。

特に「15歳の少年が祖母を暴行死させた」という衝撃的な内容と、「卒業式に来るなと言った」という理由の異常性が注目を集め、「なぜ家族間でここまでの断絶が生まれたのか」といった声が相次いでいます。

背景には、少年が抱えていた精神的なストレスや家庭内の孤立、学校や地域社会とのつながりの欠如があった可能性があります。

日本では近年、家庭内暴力や少年による重大事件が相次いでおり、家庭・教育現場・行政が連携して支援する体制の重要性があらためて問われています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

思春期の少年の気持ちをわからなかった祖母、そしてその祖母の気持ちを理解できなかった少年。人の気持ちを思いやることの大切さを痛感させられる悲劇ですね。

— 開業医の独り言 (@yMUuiJ2Utib7gaG) April 3, 2020

おばあちゃんとしては、子供の晴れ姿を見たかったに違いない。
祖父母に育てられて、何も感じなかったのか？
有り難いとも感じなかったのか？
うーん、この子はおそらく少年院行きとなるだろうけど、またいずれは人殺しをするだろうね。
さて、本当に改心するかどうか？

— ふるかわ@1278(RKBﾗｼﾞｵ/ｴﾚｶﾞﾝﾄﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝ推し) (@najimahiro1278) April 3, 2020

理解できない。祖母の想いを考えると胸が痛くなる

— tengen (@rEEqgj7K7r90UV7) April 3, 2020

なんて愚かで哀しいことを…

１５歳少年、祖母への傷害致死容疑「卒業式に来たので」（朝日新聞デジタル） https://t.co/aZt05KF2aC

— ぷにょ🇯🇵 (@searchyouagain) April 3, 2020

涙が出るほど酷い話し…
お婆ちゃん浮かばれない…
少年が将来このことの罪の重さとお婆ちゃんの心を知ってくれることを願わずにはいられない…

15歳少年、祖母への傷害致死容疑
「卒業式に来たので」：朝日新聞
https://t.co/Vxedax8apc

— mamake (@mamake_2) April 1, 2025

少年事件から学ぶ、支援のあり方

未然防止の鍵は「小さな異変」に気づく仕組み

少年による重大事件が繰り返される中で、社会が取り組むべきは「事件が起きてから」の対応ではなく、「事件を起こさないための環境づくり」です。

特に今回のように家庭内で起きた暴力は、外部からは見えにくく、学校や近隣などが異変に気づき支援の手を差し伸べられる仕組みが不可欠です。

過去の事件がSNSで再注目される背景には、人々がこうした未解決の構造的課題に関心を持ち始めている証でもあります。

少年法の在り方とともに、子どもたちを孤立させない社会づくりが求められています。

(文＝Share News Japan編集部)