中国人観光客、5年ぶりの日本旅行でガッカリ…「日本社会はひどく後退した」

中国SNS・小紅書に投稿された「日本社会はひどく後退した」とする旅行者の体験談に対し、X(旧ツイッター)では日本国内からの反発の声が相次ぎ、激しい議論となっています。

投稿内容に対して「もう来ないでほしい」「自覚が足りない」といったコメントが殺到しており、日本社会の変化を批判したことが逆に日本人からの怒りを招く形となっています。

報道の詳細

“来るな”の声が広がる日本側の反応

一部観光客のマナー問題に苛立ち

今回の投稿は「日本のサービスが落ちた」「公共マナーが悪くなった」といった不満を綴ったものでしたが、日本のSNS上では「その原因を作っているのは観光客自身ではないか」との批判が噴出しました。

特に中国からの訪日観光客に対しては、「マナーを守らない」「集団で騒ぐ」「文化的配慮が欠けている」といった不満が以前から蓄積されており、「文句を言う前に自分たちの行動を見直すべき」とする声が目立ちました。

また、「外国人観光客が増えすぎて日本式サービスが維持できなくなっている」という指摘も多く、サービスの質の低下を外国人観光客の“影響”と結びつける意見が広がっています。

一方で「来ない方がいい」「自業自得」「日本に来て文句を言うな」といった過激なコメントも散見されており、訪日観光の光と影があらためて浮き彫りになっています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

観光立国に求められる双方向の理解

過剰な期待と実態のズレが招く摩擦

日本はインバウンド需要の拡大を目指してきましたが、観光客が増える一方で、地域社会との摩擦やマナー問題も顕在化してきました。

今回のように、旅行者が「期待した日本」と「実際の日本」のギャップに不満を感じる一方、日本人側は「外国人観光客の急増が日本の秩序やサービスの質を乱している」と感じており、そのすれ違いが双方の反発を生んでいます。

観光立国を続けていくためには、訪れる側と迎える側の双方が理解し合い、ルールとマナーを共有する努力が求められます。

今後は、単なる受け入れ体制の整備だけでなく、文化的背景や公共マナーについての認識を深める仕組み作りが、より重要になっていくでしょう。

(文=Share News Japan編集部)

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