
中国軍が4月1日に台湾周辺で大規模な軍事演習を実施し、空母「山東」を含む艦艇25隻が台湾を包囲するように展開したことが台湾当局により明らかになりました。
報道の詳細
高まる台湾海峡の緊張と「グレーゾーン戦術」
日常化する威嚇行動が地域安定に影響
近年、中国は台湾周辺での軍事的圧力を日常的に強めており、明確な軍事衝突を避けつつも、戦争と平時の境界線を曖昧にする「グレーゾーン戦術」と呼ばれる行動を繰り返しています。
これは、艦艇や軍用機の展開、越境に近い飛行、サイバー攻撃や情報操作などを組み合わせ、相手に継続的なストレスと圧力を加える戦略とされています。
こうした行動は、台湾だけでなくアメリカや日本をはじめとする周辺国の安全保障政策にも影響を与えており、東アジア全体の軍事的緊張を高める要因となっています。
台湾側がこれに対抗して監視・迎撃態勢を強化すれば、偶発的な衝突リスクも上昇し、国際社会にとって大きな懸念材料です。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
その上空へ米軍機が飛来すれば、アメリカカッコいい!ってなるのにねえ
— 新千歳 @還暦到達 (@alb_shinchitose) April 1, 2025
危険極まりない
— 🇯🇵丹下右膳 (@MrFumitan) April 1, 2025
これこのタイミングで仕掛けてくるんでない?
— マイケル (@mjtjujujggpgkx) April 2, 2025
そのまま実戦か
— きんのたま (@tama_tama2021) April 2, 2025
囲む軍事演習ってなによ、、、
— カイト (@iwr2pgaLwGdIyV5) April 1, 2025
戦争いやや、、
対話と抑制を求める国際的な声
軍事的威圧の先にある不安定な未来
中国と台湾の関係は、年々対立色を強めていますが、軍事行動による圧力が続けば続くほど、地域の安定性と経済的信頼も損なわれかねません。
国際社会では、対話による解決を重視する姿勢が強まっており、米中間や日中間での外交努力も引き続き注目されています。
今後は、一方的な力の誇示ではなく、国際ルールと対話に基づいた冷静な対応こそが求められます。
台湾海峡が再び不安定の震源地とならないためにも、すべての関係国に対して節度ある行動と緊張緩和の取り組みが強く求められています。
(文=Share News Japan編集部)
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