
熊本市の中学校で、男子生徒が女子生徒の着替えを盗撮し動画を他の生徒に販売しようとしていた問題が発覚し、警察への被害届が提出されました。
報道の詳細
学校内盗撮と生徒間拡散の危険性
性被害の低年齢化とデジタル機器の乱用
近年、学校内で起きる性被害やプライバシー侵害の問題が全国的に増加しています。
中でもスマートフォンやタブレットなどのデジタル機器を使った盗撮行為は、加害者が未成年であることや、被害者が在学中の生徒であることから、事案の発覚が遅れたり、被害が深刻化したりするケースが後を絶ちません。
児童生徒による盗撮行為は刑法上の犯罪にも該当する可能性がある一方で、学校内では「指導」という名のもとに処分が曖昧になることもあります。
また、加害生徒が撮影した映像を同級生に共有・販売しようとした今回のようなケースでは、被害の拡大と心的被害が深刻化するおそれが高く、早急な対策が求められています。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
恐ろしい😱
— みゆ書道家🐹美しい文字を見て・書いて日常に癒しを (@shodomiyu) April 1, 2025
この手の動画削除の確認ッて毎回思うけどクラウドまで見てるんかねえ。本体から消して終わりって思ってるとかないんか。
— おいしいたまご (@tamayorozu) March 31, 2025
こういう行為があったことはちゃんと記録に残すべき
— かっつん🐰𝕜&𝕜🐗(裸一門)137 (@kattyun0823) March 31, 2025
もちろん進路先にも共有した方がいい
必要なのは指導じゃなく通報。
— てぃーがーさん 9Y+7Y (@tieger2023) March 31, 2025
中3でこれってスゴイと思う。行く末どうなることやら。
— サキタ (@KoredakaraWork) March 31, 2025
被害防止に必要な制度と意識の強化
教育現場の環境整備と対応力の向上を
今回の事件を受け、学校側は女子生徒の更衣環境の改善を表明していますが、それだけでは再発防止には不十分です。
盗撮は発生時点で「事件」であり、指導や教育だけでは済まされない性質を持ちます。
生徒のスマートデバイス利用に関するルールの見直し、監視体制の強化、また教師や保護者への啓発など、包括的な取り組みが必要です。
同時に、被害を受けた生徒の心のケアや二次被害防止にも、教育委員会や外部専門機関が連携して対応することが不可欠です。
学校が安全・安心な場であり続けるために、社会全体で性被害への感度と対応力を高めていくことが求められています。
(文=Share News Japan編集部)
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