「ライスの販売を停止します」…『ほっかほっか亭』のエイプリルフールネタが大炎上…「これは笑えない」「考えたSNS担当者はクビにした方が良い」

弁当チェーンのほっかほっか亭【公式】アカウントが4月1日、X(旧ツイッター)上で「本日より全国のほっかほっか亭全店舗にてライスの販売を停止します。誠に申し訳ございません。」と投稿し、「#エイプリルフール」のタグを添えたことで、SNS上で批判が殺到しています。

投稿には、正式な文書風の画像も添付され、「米の価格高騰を鑑みて販売を停止する」「今後はおかずトリオやオードブルをご購入いただけますと幸甚です」といった記述があり、一見すると本物の発表に見える形式であったことから、多くのユーザーが一時的に本当だと受け止めました。

リプライ欄や引用ポストでは「これは笑えない」「本当にあり得そうで誰も嬉しくない嘘」など、厳しい声が多数寄せられています。

話題のポスト

エイプリルフールの演出と企業リスク

食に関する“嘘”の扱いに注意求める声

エイプリルフールにちなんだ企業のユーモア投稿は、これまでにも多く見られてきましたが、今回の件では「食に関わる内容で不安を煽るべきではない」との指摘が相次ぎました。

特に、近年の物価高や生活不安が広がる中で、主食である「ライス」の供給停止というテーマを扱ったことが、「現実味がありすぎる」と受け止められたことが反発の要因となっています。

一部ユーザーからは「もう買わない」「SNS担当を変えるべき」など、企業への不信感を示す声も上がっており、ユーモアとして成立するかどうかの判断は極めて繊細であることが改めて浮き彫りになりました。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

信頼回復に向けた対応と今後の在り方

情報発信に求められる配慮と誠意

今回の投稿が波紋を呼んだ背景には、「信頼」が大前提である企業アカウントの発信が、消費者の不安や混乱を招く結果となったことがあります。

たとえエイプリルフールという文脈であっても、受け手にとって笑いに変わらないテーマであれば、ユーモアとしては成立しません。

今後、企業には「面白さ」と「安心感」のバランスを取った発信が求められます。

信頼回復のためには、単なる訂正や謝罪ではなく、顧客に寄り添う姿勢と真摯な対話が重要になってくるでしょう。

(文=Share News Japan編集部)

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