高市早苗氏、石破首相の演説に不満「パンチ効いた政策ない」 

高市早苗さんはXで、3月9日に開催された自民党大会について言及しました。党大会は立党70周年の記念大会でもありましたが、高市さんは「お祝いをするような状況ではなかった」と述べ、その理由として山林火災や震災、豪雨の被害を挙げました。

また、石破茂首相の総裁演説について「控え目だった」と指摘し、「楽しい日本」への道筋やパンチの効いた政策メッセージが打ち出されなかったと不満を示しました。

現在は党大会での出番がないことに「少し淋しい気もしました」としながらも、冗談交じりに「プロのアーティストに断られたら、シニア議員バンドでドラムスを担当する」とコメントし、参院選に向けた党勢回復のため、各地での講演や応援演説に引き続き尽力すると意欲を示しました。

高市氏のポスト:https://x.com/takaichi_sanae/status/1899245045179695600

党大会をめぐる自民党内の温度差

党の結束と石破政権への評価

自民党大会は、立党70周年という節目を迎えた記念すべき場でしたが、国内の災害を考慮し、華やかなお祝いムードではなく慎重な雰囲気で進行しました。その中で、高市さんは石破首相の演説について「控え目だった」と評し、明確な政策メッセージが不足していたと指摘しました。

一方で、石破政権は「楽しい日本」を掲げていますが、その具体的なビジョンが見えにくいとの声もあります。特に、次期参院選に向けて党の方向性を示す重要な機会であったにもかかわらず、インパクトに欠けたとの評価が出ており、党内からの期待に十分応えられたのかが問われています。

ネット上の反応

ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

■自民は口先だけ 公明の風見鶏 もう騙されない

高市さん、今日は何の日なのか分かってます? 日本が大好きだと言ってくれた、貴方から東日本大震災追悼のポストされない事に残念に思います

■自民党大会で何故連合会長の芳野友子が国民の大半が望んでいない選択的夫婦別姓を壇上から演説するんですか?

最優先は米とガソリンだろ

自民党は、もはや保守政党とは程遠い。 保守を標榜する議員も、エセばかりのガス抜き要員に過ぎない。 次は、他党に投票します

党の歌なんてどうでもいいです 日本国民のため、日本のため、日本企業のために働かないのなら無駄です

党大会、お疲れ様でした。

自民党の課題と参院選への影響

党勢回復に向けた今後の動き

高市さんは、党大会での自身の役割の少なさを振り返りつつも、参院選に向けた党勢回復に尽力する姿勢を示しました。すでに各地で講演や応援演説を行っており、地道な活動を通じて党を支える考えを強調しています。

参院選は自民党にとって重要な節目となるため、今後どのような政策を打ち出し、どのように支持を拡大していくかが焦点となります。高市さんのように積極的に党を支えようとする議員がいる一方で、党内には政権の方向性に対する不満の声もあり、自民党が結束して選挙に臨めるかどうかが注目されます。

(文=Share News Japan編集部)


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