#KuToo・石川優実さん「男たちは、明日から今の仕事場で『男だけヒールのある靴で化粧必須です。女はありません』って言われたらその職場やめて他に仕事さがすの?」

フェミニスト活動家の石川優実さんがXで、職場でのハイヒールや化粧の義務化について「女性だけがヒールを理由に望んだ職場で働けないのは差別」と訴え、#KuToo運動の観点から職業選択の自由について問題提起しました。

この投稿に対し、「嫌なら他の職場を探せばいい」「男性もスーツやネクタイを義務付けられている」といった意見が寄せられ、議論が巻き起こっています。

ハイヒール義務化の是非

#KuToo運動とは

#KuToo運動は、職場でのハイヒールやパンプスの着用を義務付けられることに反対する運動として2019年に広がりました。「靴(shoe)」「苦痛(kutsuu)」「#MeToo」を掛け合わせた造語であり、女性が仕事をする上で不合理な服装規定を押し付けられていることへの抗議が込められています。石川さんはこの運動の中心人物の一人として活動しており、今回の投稿でも「男性にもヒールや化粧を義務付けるなら公平だが、女性だけに強制するのは差別だ」と主張しています。

「職業選択の自由」との対立

一方で、ネット上では「嫌なら違う職場を選べばいい」という意見も多く見られます。特に、「ネクタイやスーツの着用が男性に求められるのと同じではないか」といった指摘もあり、「職場ごとのドレスコードに従うのは当然」と考える人も少なくありません。こうした意見の対立が、今回の議論をさらにヒートアップさせています。

話題のポスト

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

職場の服装規定の今後

服装の自由と企業文化の変化

近年、日本でもオフィスカジュアルが浸透し、厳格な服装規定を見直す企業が増えています。しかし、依然として「女性はヒールを履くべき」「化粧をするのがマナー」といった固定観念が残っており、職場文化の変化には時間がかかると考えられます。今後、企業がどこまで柔軟に対応できるかが重要な課題となるでしょう。

「義務化」ではなく「選択制」へ

ハイヒールや化粧をすること自体が問題なのではなく、それが強制されることが問題視されています。「ヒールを履きたい人は履けばいいし、履きたくない人は履かなくてもいい」という選択の自由を確保することで、誰もが働きやすい環境を作ることが求められています。今後、企業や社会全体がどのように対応していくのか、引き続き注目されるテーマとなりそうです。

(文=Share News Japan編集部)


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