#KuToo運動(女性がハイヒールの着用を義務づけられることに抗議する運動)に、X民「マジでこういうの見るたびに◯◯と思う」

Xユーザーの「暇な駅弁院生」さんが、職場でのハイヒール着用義務に抗議する運動「#KuToo」に関連し、「製造業に行けばハイヒールを履かずに済むのに、なぜオフィス勤務を選ぶのか」と投稿し、議論を呼んでいます。

投稿では、オフィス勤務の女性がハイヒールを履くことについて、「製造業では作業着と安全靴が基本であり、ハイヒールを履く必要がないのに、なぜそちらを選ばないのか」と疑問を呈しています。さらに、「オフィスで社員証をピッとしたいから毎日ハイヒールを履いているのではないか」とし、「給料も製造業の方が高い場合があるのに、なぜオフィス勤務を選ぶのか」といった見解を述べています。

この投稿に対して、ネット上では「仕事の選択肢は個人の自由」「ハイヒールの強制が問題なのであって、製造業に行けというのは論点が違う」などの反論が寄せられる一方で、「確かに、ハイヒールを履かなくていい職種は他にもある」「職場のドレスコードが時代遅れではないか」といった意見も見られました。

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職場の服装規定と選択の自由

「#KuToo」運動とは

「#KuToo」は、女性が職場でハイヒールやパンプスの着用を義務付けられることに反対する運動で、2019年頃から注目を集めました。日本では、多くの企業がビジネスマナーとして女性にヒールのある靴を求める傾向があり、これに対し「健康上の負担が大きい」「業務に必要ない服装を強制するのはおかしい」といった批判の声が上がっています。

この運動は国内外で話題となり、一部の企業では服装規定の見直しが行われるようになりました。しかし、依然として業界や企業によってはヒールの着用が推奨されているケースもあり、賛否が分かれる状況が続いています。

職業選択と労働環境の問題

「ハイヒールが嫌なら製造業に行けばいい」という意見については、労働環境の問題を個人の選択の問題にすり替えているのではないかとの指摘もあります。ハイヒールの強制を問題視している人々は、「オフィス勤務をしたい」という選択をした上で、合理的な服装規定を求めているのであって、職業そのものを変えるべきかどうかという議論とは異なるものです。

また、製造業には製造業ならではの厳しい労働環境や条件があり、単純に「ハイヒールを履きたくないなら製造業へ」とするのは、現実的な解決策とは言えないという声もあります。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

これからの職場環境のあり方

服装の自由と企業文化の変化

近年、日本の企業文化も少しずつ変化しており、オフィスカジュアルを取り入れる企業が増えています。ハイヒールの義務化についても見直す動きがあるものの、依然として「女性らしい服装」を求める風潮は残っています。企業側が多様な働き方を受け入れることで、より自由な服装選択が可能になるかもしれません。

個々の選択を尊重する社会へ

最終的には、個人が自分のキャリアや職場環境を自由に選択できることが重要です。ハイヒールの強制に反対する人が増える中で、企業も柔軟な対応を求められています。働き方の多様化が進む現代において、「嫌なら別の職業を選べ」ではなく、「どうすれば誰もが働きやすい環境になるのか」を考えることが求められているのではないでしょうか。

(文=Share News Japan編集部)


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