
中国・武漢ウイルス研究所の研究チームが、新たなコロナウイルス「HKU5―CoV-2」をコウモリから検出したとする論文を発表しましたが、研究所流出説が根強く残る中、安全性を疑問視する声が上がっています。
報道の詳細
研究所流出説との関連と懸念
過去の疑惑が消えない武漢ウイルス研究所
武漢ウイルス研究所は、COVID19の発生源として長く疑われてきました。特に、同研究所の職員が2019年秋にCOVID19に似た症状を発症していたことや、安全管理体制の甘さが指摘されています。今回の研究も、そのような過去の疑惑が払拭されないまま進められているため、不安視されています。
研究の方向性とリスク
論文では、「さらなる調査」や「ヒト遺伝子組み換えマウスを用いた実験」の必要性が示されています。これについて英紙テレグラフは、「感染性を高める実験につながる可能性があり、不吉だ」と指摘。米国の分子生物学者も、「COVID19のパンデミックを引き起こした可能性のある研究と類似している」と懸念を表明しています。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
自作自演乙。
— 雷神卍式煉獄袈裟巻き風車極め〆 (@Wyw71659813) March 9, 2025
新作発表
— めんま (@tommy4413) March 9, 2025
怪しいね〜
— kazuo0208 (@fg7lfqJc9unYB8L) March 9, 2025
ヒトへの感染を確認したとてChinaが報告するかね?
— 猫やま🗣️💭💭💭理不尽と思うことに対して呟く (@austinjp_jp) March 9, 2025
もう危ないから研究やめて!
— みなっち日本を守ろう! (@LmiGR6snEVcELUj) March 9, 2025
国際社会の対応と今後の課題
研究所流出説を支持する動き
米下院特別小委員会やCIAは、研究所流出説を支持する報告を発表しており、CIAは「自然発生説よりも研究所流出説が有力」との見解を示しました。中国政府の説明に疑念を抱く声が米国内で強まっています。
透明性への疑問
中国政府は、「十分なデータを提供しており、追加調査の必要はない」と主張し、WHOの新たな調査要請を拒否しています。しかし、COVID19の起源についての不透明な対応が続く限り、新たなコロナウイルスに対する国際社会の不安が払拭されることは難しいでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
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