報道『マラソン大会で倒れたのが女性だったからAEDは使われず』→この記事ですら『女性を脱がすな』と主張してあると物議…

マラソン大会中に心停止した女性ランナーに対し、「倒れたのが女性で、救護員が男性だったから」という理由でAEDが使用されなかったという記事。この記事ですら「下着をずらしてパッドを貼ることができる」と説明されていた事が物議を醸しています。

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AED使用を巡る社会的課題

性別によるためらいが命を左右する

AEDは心停止した人の命を救う重要な装置ですが、特に女性への使用をためらう傾向が指摘されています。実際、総務省消防庁のデータによると、心肺蘇生やAEDの使用率は男性に比べ女性の方が低いことが明らかになっています。これには「セクハラで訴えられるのではないか」という誤解や偏見が影響していると考えられています。

「脱がせるな」議論の影響

記事では「下着をずらしてパッドを貼る方法」や「周囲の目から守るための対策」が紹介されていましたが、これに対しても「脱がせるな」との反応が見られました。こうした意見が広がることで、AEDを使用すること自体がよりためらわれるようになり、救命の機会が失われる可能性があると懸念されています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

社会の意識改革が必要

救命行為の正しい知識を広める

AEDの使用に関する誤解をなくし、正しい知識を広めることが重要です。現在、中学・高校の授業では心肺蘇生法が指導されていますが、より早い段階から教育に組み込むことが求められています。

ためらいのない救助ができる社会へ

救命の現場では、性別や年齢に関係なく迅速な対応が必要です。「訴えられるかもしれない」との不安がある限り、救助をためらう人が増える可能性があります。AEDを適切に使える社会を築くため、法整備や意識改革が求められています。

(文=Share News Japan編集部)


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