バイオリニスト「私は絶対に音大進学はおすすめしません。単純に食べていけないから。食べていけないどころか…」

バイオリニストの安保有美さんがXで「音大進学はおすすめしない」と投稿し、音楽業界で生計を立てることの厳しさを訴えました。

彼女は、音楽大学を卒業しても食べていくことができず、生きていくのも難しいほどの厳しい世界だと指摘しました。

自身は比較的安定した収入を得ているものの、それでも非常に辛いと感じており、生徒にもその現実を伝えていると述べました。

しかし、それでも多くの生徒が音楽大学に進学していると語っています。

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音楽業界の厳しい現実と進路選択

収入の不安定さと競争の激しさ

音楽業界は極めて競争が激しく、演奏家として成功できるのはごく一部です。オーケストラの団員やソリストの枠は限られており、多くの音楽家がフリーランスとして活動しています。しかし、フリーランスの収入は安定せず、演奏の仕事やレッスン生の数に大きく左右されるため、定期的な収入を得るのが難しいのが現状です。

音楽大学卒業後のキャリアの選択肢

音楽大学では高度な演奏技術を学ぶことができますが、卒業後にその技術だけで食べていけるわけではありません。演奏家としての道だけでなく、音楽講師、作曲・編曲、スタジオミュージシャンなど、さまざまなキャリアを視野に入れる必要があります。しかし、それぞれの分野でも競争が激しく、安定した収入を得るためには戦略的なキャリア設計が求められます。

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ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

音楽大学進学を考える人が持つべき視点

音大進学のメリットとリスクの理解

音楽大学への進学は、専門的な技術を磨き、同じ志を持つ仲間と出会う貴重な機会です。しかし、その後のキャリアが保証されるわけではなく、演奏家として生きていくには実力だけでなく、コネクションやマーケティング力も重要になります。進学を決める前に、卒業後の現実を十分に理解することが大切です。

音楽以外のスキルを活かす道も視野に

音楽業界で安定した収入を得るためには、演奏活動だけでなく、音楽教育やプロデュース、デジタルメディアを活用した発信など、多様なスキルを身につけることが重要です。SNSやYouTubeを活用して自身の音楽を広めることで、新たな収益の道を開くことも可能です。柔軟な発想でキャリアを築くことが求められます。


安保有美さんの投稿は、音楽の道を目指す人にとって重要な警鐘となっています。

音楽大学への進学がゴールではなく、その後のキャリアをどう築くかが重要です。

現実をしっかりと理解し、自分にとって最適な進路を選択することが求められます。

(文=Share News Japan編集部)


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