
Xユーザーのパチマド(@ducedayo)さんは、「かなり恐怖を感じた」とコメントし、ある実験動画の内容を引用しました。
動画内では、ある女性(女性A)が「生体融合型光触媒」と称する白いスプレーを清涼飲料水の容器に吹きかけ、その後の味の変化を確認する実験が行われました。
実験では、スプレーをかけた飲料の味が変化したことを確認しながらも、女性Aは「何が分解されているか私も分からないんですよ」と発言。
さらに、「でも何かを分解したことだけは確か」「人にも環境にも良くない化学物質を減らしたい」と述べています。
この発言に対し、ネット上では「恐怖を感じる」「身内・近所にこういうのが居なくて良かった」といったの声が上がっています。
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かなり恐怖を感じた pic.twitter.com/sFB4N5YRPt
— パチマド (@ducedayo) February 3, 2025
科学的根拠の不明瞭さとリスク
光触媒は、紫外線や可視光線を受けることで化学反応を起こし、特定の物質を分解する働きを持つものですが、一般的には表面の汚れや有機物の分解に使用されます。
しかし、「生体融合型光触媒」という言葉は科学的に確立された概念ではなく、その実効性や安全性には疑問が残ります。
特に、「何が分解されているか分からないが、何かを分解している」という説明は、科学的根拠を欠いた危険な発言と捉えられる可能性があります。
食べ物や飲み物に影響を与える物質を使用する場合、その成分や作用を明確に説明することが不可欠です。
ネット上の反応
ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
「わぁ..偏頭痛した時に頭にアルミホイル巻いた方がまだ効きそうなぐらいの恐怖だね..」
「この人危なすぎやろ」
「こうして第二第三のマコモ湯が生まれる」
「なにがおこっているかわからないはこっちの台詞すぎて笑ってしまった」
「化学物質を分解するのにペットボトルが溶けないの草」
「なぁ・・・触媒って反応を促進させるだけでそれそのものに反応を生み出すものはなかった・・・よな?ちょっと自分があってるのか間違ってるのか分からんくなってきた・・・」
「それかけたのになんでペットボトルは原型と止めるんだよつか容器はなんで無事なんだよ」
安全性の確認が急務。誤った科学の拡散に注意が必要
今回の動画では、「環境に良い」「安全な光触媒」との説明がありましたが、その効果や安全性についての明確なデータは示されていませんでした。
もし、このスプレーが市販されている商品であれば、成分や作用についての詳細な検証が求められます。
また、近年SNSでは、科学的根拠の薄い「健康・環境改善アイテム」が拡散されるケースが増えており、消費者のリテラシーが試される場面も多くなっています。
今回の件も、単なる「実験」や「紹介」として受け流すのではなく、適切な情報に基づいた議論が求められるでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
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