堀江貴文さん、中居正広氏バーベキュー参加の鶴瓶&ヒロミに「あれはヒドい。弁解する必要ない」

実業家の堀江貴文氏が2日放送のTBS「サンデー・ジャポン」に出演し、中居正広氏の女性トラブルとフジテレビ社員の関与が報じられた問題についてコメントしました。さらに、この騒動の影響で人気回転ずしチェーン「スシロー」が笑福亭鶴瓶氏のCMを削除した件についても意見を述べました。

番組内では、企業がタレントのスキャンダルに対して敏感に反応する背景について議論が行われました。弁護士の河西邦剛氏は、「臆測的なものであっても、企業にとってSNSの反応は無視できない」と説明。「企業はお金を払ってCMを出しているのに、スキャンダルが原因でブランドイメージが傷つくリスクがあるなら、撤退を判断するのは当然」との見解を示しました。

堀江氏は、企業のこうした対応について「この高齢少子化の日本において『テレビCMってどこまで必要なの?』っていう状況に今あるんで、いい機会だからやめてみて『広告効果があるのかどうか検証してみようじゃないか』って」と指摘。「意外と売り上げが落ちないと気づいた企業は、このままCMをやめるかもしれない」と分析しました。

また、スシローが鶴瓶氏のCMを削除した件について、MCの太田光氏は「企業としてはそれはあるけど、そこにやっぱり鶴瓶師匠の人権はちょっと含まれてないっていうのはあるよね」と発言。これに対し、堀江氏は「あれはヒドいですよ。バーベキューはいいでしょう?ヒロミさんなんか肉を焼いてただけなんだから。弁解する必要ないですよ」とコメントしました。

企業の「炎上リスク管理」とテレビCMの価値

1. 企業のリスク回避戦略の変化
近年、企業はSNSの影響を考慮し、タレントのスキャンダルに敏感になっています。特に、広告に起用している人物が問題に巻き込まれると、企業イメージが悪化する可能性があるため、迅速にCMを取り下げる動きが一般的になっています。

今回のスシローの対応も、「スキャンダルに巻き込まれるリスクを最小限に抑えたい」という企業側の判断といえるでしょう。しかし、笑福亭鶴瓶氏自身がスキャンダルの当事者ではないため、SNS上では「企業の対応が過剰ではないか」という声も上がっています。

2. テレビCMは今後も必要か?
堀江氏は「テレビCMの必要性」についても言及しました。「やってみたら意外と全然売り上げ落ちないからこのままやめようみたいな感じに。今ほんとに一部の会社はそうなってると思います」と述べ、デジタル広告やSNS広告が主流になりつつある現状を指摘しました。

近年、多くの企業がテレビCMよりもSNS広告やYouTube広告にシフトしており、「テレビCMは本当に費用対効果が高いのか?」という疑問が業界内でも浮上しています。

ネット上の反応

ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

  • 「スシローについてはネットの反応に踊らされすぎてるように見える」
  • 「最近はテレビコマーシャルよりもSNSの方が影響が大きい」
  • 「中居正広と被害にあったアナウンサーの出会いの場となったのかもしれないけど、他の参加者には全く関係ない話だろうし、完全に巻き込まれたと言ってもいいんじゃないかな」
  • 「友人の結婚式に参列しても誰がいたかなんて全ては把握できないから、そんな状態だったのかなと思う」
  • 「ヒロミは中居と仲が良かったから、世間に、中居に協力するために同行した、と思われる可能性を怖がったのかもね」

テレビCMの未来と企業のリスク管理

今回の件は、企業がスキャンダルリスクをいかに管理するかという問題と、テレビCMの将来という二つの大きな議論を呼びました。

1. 企業はより慎重な広告戦略を取るようになる?
企業がタレントのスキャンダルを避けるために、今後は「よりリスクの低い起用」を重視する可能性があります。これにより、個性的なタレントよりも、スキャンダルリスクの少ない無難なキャストが選ばれる傾向が強まるかもしれません。

2. テレビCMは今後減少していくのか?
堀江氏の指摘のように、テレビCMが本当に必要なのかを再評価する企業が増える可能性もあります。特に、デジタル広告の効果が高まる中で、テレビCMの役割は縮小していく可能性が高いでしょう。

今後、企業がどのような広告戦略を選択し、テレビCMの役割がどのように変化していくのか、注目が集まります。

(文=Share News Japan編集部)


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