
謎解きクリエイターの松丸亮吾さんが、1月31日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」に出演し、日常に潜む「隠れた圧力」について語りました。
松丸さんは「ビルのトイレに入った時に『いつもきれいにお使いいただき、ありがとうございます。このトイレは山田が清掃しました』みたいな。あれ、めっちゃ怖くないですか?」「あれ、絶対、本心じゃないもん。きれいにお使いいただきとか書くことで、皆さん、きれいに使いますよね?っていう脅迫だと」と発言。
これは、単なる感謝の言葉ではなく「きれいに使え」というプレッシャーになっていると指摘しました。また「『山田が清掃しました』という表記も、ビル側が責任を回避しているように見える」と述べました。
さらに、LINEの返信の長さや内容から相手の気持ちを深読みしてしまうことも明かしました。
「自分が5行で送ったのに2行で返ってきたら、嫌われているのかと思う」と語り、共演者からは「考えすぎでは」とツッコまれる場面もありました。
言葉の選び方がもたらす心理的影響
松丸さんの指摘は、現代社会における「言葉の伝え方」に関する興味深い視点を提供しています。
企業や公共施設では、注意喚起を柔らかい表現に置き換えることが一般的になっています。「ゴミを捨てないでください」ではなく「いつもきれいに使っていただき、ありがとうございます」といった表現が増えています。これは、直接的な命令口調を避ける効果がありますが、逆に「圧力を感じる」と捉える人もいるようです。
また、LINEのやりとりにおいても、文章の長さや返信の有無が相手の感情を推測する要因になっています。デジタル時代特有の「行間を読む文化」が広がる中で、松丸さんのように返信のバランスに敏感になる人が増えているのかもしれません。
ネット上の反応
ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
- 「兄貴に考えが似てきたかな?」
- 「ダウンタウン松本も同じこと言ってたけど綺麗に使うの心がけるのが当たり前でええやん」
- 「それもう昔から言われてたネタだよね」
- 「そういう書き方せんと反発する阿呆がおるからやぞ」
- 「まあそういう目的で書いてあるからね」
言葉の伝え方と受け取り方のバランスが問われる時代
今回の松丸さんの発言は、単なる「考えすぎエピソード」ではなく、言葉の伝え方やデジタルコミュニケーションのあり方について考えさせられる内容でした。
命令口調を避けるために柔らかい表現を使うことは一般的ですが、受け取り方によっては「遠回しな圧力」と感じる人もいます。また、LINEなどのテキストベースのやりとりでは、相手の感情を推測しすぎてしまうこともあります。
今後、言葉の選び方やコミュニケーションの方法について、よりバランスを取る意識が求められるのかもしれません。
(文=Share News Japan編集部)
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