
大阪・関西万博の会場でレジ袋の配布を原則禁止する方針を発表した日本国際博覧会協会(万博協会)に対し、批判が殺到しています。
報道の詳細
レジ袋禁止の効果は限定的?
レジ袋の使用削減は環境負荷を軽減する施策の一つですが、一方で「そもそも万博会場内で配布されるレジ袋の量がどれほどの影響を与えるのか」という疑問の声もあります。短期間で終わるイベントにおいて、根本的な環境対策になっているのかが問われています。
万博自体の矛盾
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頭が悪すぎる。小手先だけの「SDGs」の典型例。本当のSDGsを考えるなら、大したレガシーも残せず、期間限定のパビリオンを建てる万博自体を中止すべきとなる。その矛盾に関係者は気付かないのかな? https://t.co/ExqKAshLIY
— 古市憲寿 (@poe1985) February 1, 2025
古市憲寿氏が指摘するように、万博は巨大な建設プロジェクトを伴うイベントであり、多くの資源が消費されます。短期間で終了するイベントのために新しい建物を建設すること自体が環境負荷を生んでいるのではないか、という矛盾を指摘する声が強まっています。
海外来場者への影響
大阪・関西万博には海外からの来場者も多数見込まれています。レジ袋禁止やマイボトルの利用推奨といった施策が、訪日客にどこまで浸透するのか、また利便性を損なわないのかが懸念されています。特に、万博のような大規模イベントでは利便性が重要視されるため、過剰な負担を来場者に強いるのではないかという批判もあります。
ネット上の反応
ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
- 「そもそもあんまり行く人いなさそうですが、行ったとしてもそこで物を買うな、金を落とすな、ということですね!万博やる意味がますますなくなりますねー」
- 「本当のSDGsって何?」
- 「物販で売るモノ自体も全部むき出し状態で売るつもりなのかな・・・」
- 「IR導入のための万博だからレガシーなんてないんです」
- 「入口あたりで高いエコバッグでも売りつける画が目に浮かぶ。」
今後の見通し
万博協会としては、環境負荷軽減のための施策として打ち出したレジ袋禁止ですが、実際の影響や実効性に疑問が投げかけられています。今後、海外来場者への周知や利便性の確保をどのように進めるかが課題となるでしょう。また、万博自体の環境負荷と矛盾するのではないかという指摘に対し、どのように説明するのかも問われています。
(文=Share News Japan編集部)
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