元フジ・中村仁美アナ「会食とかそういうのはもちろんありました…」

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2017年にフジテレビを退社し、フリーアナウンサーとして活動している中村仁美アナウンサーが27日、TBS系情報番組「ゴゴスマ」に出演し、在籍時の会食事情について語りました。

2002年から2017年までフジテレビに所属していた中村アナは、会食の存在を認めながらも、「スタッフから無理に参加する必要はないと言われていた」と証言。

また、「世論のイメージは簡単には変わらない」と冷静に指摘し、今回の問題を受けて「社員を守るためには、会社が正直で誠実な対応を取るしかない」と語りました。

さらに、「男性上位の考え方を持った人が社内外にいた」と振り返り、自身も「空気を壊さずに上手に対応することが職員として正しいと思い込んでいた」と反省。

一方で、こうした文化が事件の背景に繋がった可能性を示唆し、「猛省すべき」との考えを示しました。

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フジテレビの「会食文化」と疑惑の影響

今回の発言は、元タレント中居正広さんの女性トラブル報道と、それに関連するフジテレビ社員の接待疑惑が背景にあります。

フジテレビ内では以前から、会食がタレントや取引先との親交を深める一環として行われていたと言われています。

しかし、「上納接待」と批判されるような行為が疑惑として浮上しており、特に女性アナウンサーがその場に動員されたことに注目が集まっています。

中村アナが語った「空気を壊さないための対応」が“正しい”とされてきた背景には、業界全体に根付く「忖度」や「同調圧力」があると考えられます。

この文化が問題を見過ごし、ひいては今回のような大きな騒動に繋がった可能性があります。

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ネット上の反応

ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

  • どうせ、核心部分は明かしていないと思うのがふつう。 彼女の意図は何なのだろう。
  • 「恋人がかつて実際に上納されたことがあると、今回の件でフラバしたことがきっかけで初めて聞かされた。一気にこの一連の騒動が生々しくリアルになったし、どこに責任があるのかも余計に分からなくなった」
  • 「大橋マキさんというアナウンサーがかつていらっしゃいました 入局の翌年からプロ野球ニュースのメインを任されたと記憶しています そしてその翌年彼女は退社します 留学が理由だったと思いますが、将来は約束されているも同然なのに不思議だなぁと思いました。あれから四半世紀ほど経ちましたが、なるほどと思うことばかりです。」
  • 「こんなもん一件でも疑わしかったらあったんだろうなと考えて調査進めないとだめ。「知らなかった、聞いたことない、なかったことを信じたい」はそれはそうだろうよ。よほど信頼できる人にしか話せないんだからこんな話。」
  • 「嫌なら行かなくてもいいんだよ?女子アナは、そんなこと言ってくれるんだ。男なんて、体調が多少悪くたって、胃をキリキリしながら、顔は笑顔で日々接待頑張ってるんだよ。そもそも行きたくて行く仕事上の飲み会なんて普通無いから。」

問題解決に必要な「業界全体の意識改革」

中村アナの証言から、会食のあり方や業界内の暗黙のルールが見直される必要性が再認識されました。

フジテレビは、透明性のある調査と再発防止策を提示し、信頼回復に努めることが求められています。

また、他の放送局も含めた業界全体で「忖度文化」の改善や、働き方の見直しを進めることが重要です。

会見後の第三者委員会の報告を受け、具体的な変化が見られるかが今後の焦点となるでしょう。

(文=Share News Japan編集部)



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