水原一平被告、「著しく低賃金だった」ことを主張し減刑求める…「年俸は約7700万円。大谷選手からポルシェ・カイエンを贈られたが、長期休暇は年末年始の4日だけ」

米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告に対し、米検察が懲役57か月(約4年9か月)を求刑したことが明らかになりました。

水原被告は、大谷選手の口座から約1700万ドル(約26億4200万円)を不正送金した罪に問われています。

23日(日本時間24日)、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が新たな事実を報じ、水原被告が大谷選手になりすまして銀行に電話した音声データが証拠として公開されました。

この音声には、水原被告が大谷選手を装い、銀行担当者と会話する様子が収められており、詐欺行為の決定的証拠となる可能性が高まっています。

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「家族への影響に苦しんでいる」

「ジ・アスレチック」の報道によると、水原被告は「私の母は看護師の仕事を辞めざるを得なかった」と証言。

日本人社会の中で注目を浴び、家族が職場でのプレッシャーや嫌がらせを受けたと主張しています。

また、事件発覚後に「Uber Eats」の配達員として働こうとしたものの、顔写真が出回り、解雇されるなど厳しい状況に置かれていることを語りました。

「薄給で過酷な労働環境」だったと弁明

水原被告は、エンゼルス時代には年収8万ドル(約1200万円)、その後2022年に25万ドル(約3900万円)に昇給し、2024年にはドジャース移籍に伴い50万ドル(約7800万円)に達し、それとは別にも大谷選手からの金銭を受け取っていたとされています。

また、検察によると大谷選手からはポルシェ・カイエンも贈られたとされています。

しかし、彼は「仕事量に対して極めて薄給だった」と主張し、長時間労働や多忙な業務内容についても詳細を明かしました。

訴状によれば、水原被告の業務には以下のような内容が含まれていたとのことです。

・大谷選手の食料品の買い物や郵便物の確認

・自転車の修理やペットの世話

・日本とアメリカの法律手続きのコーディネート

・大谷選手の帰省時の同行や運転手役

「唯一の休暇は年末年始の4日間のみ」とし、家族との時間がほとんど持てなかったと語っています。

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ネット上の反応

この報道に対し、ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

  • 「いくらが低賃金の基準なの?物価のすごいアメリカでも、十分もらってると思えるが。」
  • 「原因を低賃金とか多忙なことにすべきではない。そもそもは元々の自分の賭け事依存に問題があるのだから、まずはなぜギャンブルにはまっていたかを話すべき。」
  • 「年収7700万プラス大谷からカイエンや色々貰ってて何が不満なんだか。」
  • 「たしかに仕事にやりがいがありそうにはあまり思えないですし、大谷が望んでいたかどうかは別として、仕事はブラック気味ではありますね。とはいえ、窃盗はいけません」

今後の展開

水原被告の量刑は今後の裁判手続きで最終決定される見通しです。

米国メディアの報道を受け、大谷選手やドジャース側の今後の対応にも注目が集まっています。

(文=Share News Japan編集部)



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