
フリーアナウンサーの宮根誠司さん(61)が、1月21日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演し、中居正広さん(52)の女性トラブルにフジテレビ社員が関与したとする一部報道についてコメントしました。
複数のCMスポンサーの撤退など、同局の混乱が続く中、宮根さんは「社員がぼうぜんとしている」とその影響を指摘しました。
[add0]宮根誠司氏の発言内容
宮根さんは、18日にフジテレビの情報番組「Mr.サンデー」に出演したことを振り返りながら、「被害に遭われた女性の心のケアが第一ですけど」と前置きしつつ、社内の状況について以下のように語りました。
「フジテレビの社員や制作会社スタッフは突然の報道に直面し、社長の会見を聞いても事態の真相が分からず、社内で何が起きているのか把握できていない状況です。正直、みんなぼうぜんとしています。」
さらに、宮根さんは「これから自分たちの会社がどうなるのか不安を抱えながら、必死に番組制作に取り組んでいる」と制作現場の苦悩を指摘しました。
また、「恐らく、今、ACにどんどん変わっていくのは、身を切れる思いだと、番組をつくってる側からすると。まずは社員や関係者の人たちに、こういうことを調べていって、こういう風に変えていくのでって働く現場に安心感を与えないと。フジテレビ全体に動揺が走っていて。僕は一部の現場しか知らないけど、社員の人がかわいそうだなと思って」と語り、社内の混乱を伝えました。
フジテレビの対応
フジテレビは1月17日、昨年12月に報じられた中居さんの女性トラブルについて、港浩一社長(72)が初めて記者会見を行いました。
会見では、港社長が「多大なご心配とご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします」と謝罪し、外部の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げる方針を表明しました。
しかし、具体的な対応については「調査中」として明言を避ける場面も多く、視聴者やスポンサーにとって十分な説明には至らなかったとの指摘もあります。
[add2]今後の見通し
フジテレビは、調査委員会による事実関係の調査を進めつつ、社員や関係者への説明を強化する方針と見られます。
しかし、スポンサーの離脱が相次ぐ中で、フジテレビがどのように信頼回復を図るのかが課題となっています。現時点では具体的な解決策が示されておらず、世間の関心も高まるばかりです。
一部報道によると、すでに50社以上のスポンサーがCMの差し替えを検討、あるいは実施しており、広告収入の減少が懸念されています。
これにより、番組制作にも影響が出る可能性が指摘されており、関係者の士気低下が心配されています。
視聴者からは「しっかりと説明し、責任の所在を明確にするべき」との意見が目立ち、問題の透明性が求められています。
フジテレビがどこまで説明責任を果たせるのか、今後の動向が注目されます。
今後、フジテレビがスポンサーの信頼を取り戻し、番組制作を維持できるかどうかは、調査結果の公表と適切な対応次第といえるでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・真面目な社員がかわいそうなのはわかるけど女性アナウンサーを上納するといった悪しき慣習があったのをわかっていた社員もいるだろうし、今までも泣き寝入りした女性がたくさん居たであろうことは容易く想像出来てしまう。
・私は昔人間です。その視点から思うのは強制はないけど、飲み会とかでいい雰囲気を作るとかは別にTV局だけの話しじゃない。
・可哀想じゃないですね。そういう話を全く知らない訳じゃないでしょう。本人が関わっていなくても、組織がアウトなら、アウトな話。
・社員の人がかわいそうなのはわかります。ですが、企業で不祥事があった場合何も知らなかった社員の人がかわいそうと報道するのをやめたりしないですよね。
・一旦全て調査が終わって、何がどうなったのか、これからどうするのかをはっきりするまで、報道番組からバラエティまで全て制作を中止するのはどうでしょうか。
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