道端で意識を失い心肺停止状態の女性をAEDで救急救命した男性、後日『強制わいせつ』で被害届…(※動画)

▼詳細は動画(16:02〜)

20日放送のABEMAニュース「アベプラ」では、女性にAED(自動体外式除細動器)を使用した男性が「強制わいせつ罪」で被害届を出された事例について取り上げられ、視聴者の間で大きな反響を呼んでいます。

事例の概要

番組で紹介された事例によると、道端で意識を失い心肺停止状態となった女性を発見した男性が、適切な救命措置として心臓マッサージを実施し、AEDを使用するために毛布で女性の衣服を覆った上でパッドを貼り付けました。

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その後、救急車を手配し、自らも病院へ搬送されたものの、後日、女性の親族(母親)から強制わいせつ罪で被害届が出され、警察の事情聴取を受けることになったといいます。

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最終的に、女性本人が親族を説得し、和解に至ったものの、この件をめぐり「救命活動への萎縮」が広がるのではないかとの懸念が示されています。

法的な見解とリスク

中村剛弁護士は、AED使用に関する法的リスクについて次のようにコメントしました。

・セクハラなどの民事訴訟リスクはゼロではないが、きわめて低い。

・女性へのAED使用による逮捕事例はこれまで聞いたことがない。

・もし訴訟された場合は、自身が無償で弁護を行うと明言し、「安心して人命救助を行ってほしい」

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ネット上の反応

この議論に対し、SNSではさまざまな意見が寄せられています。

「これでは誰も女性を助けなくなる」「助けた人が犯罪者扱いされるのは納得できない」といった意見の一方、「女性の側からすると、知らない男性に服を触られることに抵抗を感じるのも理解できる」との声もあります。

また、「男性だけでなく、女性がAEDを扱えるよう教育の場を増やすべき」「法律的に救護活動を保護する仕組みが必要」といった建設的な提案も多く見られました。

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社会的な影響と今後の課題

今回の事例は、救命活動に対する社会的な理解と法的な整備が必要であることを浮き彫りにしました。

救命処置を適切に行った人が不当な疑いをかけられることなく、人命救助に専念できる環境を整えるための議論が今後ますます求められるでしょう。

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(文=Share News Japan編集部)

ネット上のコメント

AED使う場面なんて一刻を争うことが殆どなのに、こういうことを恐れて治療が遅れる、もしくは手遅れになるケースが今後増えるかもしれないと考えるとゾッとするな…

被害届を受理する警察署がアホ過ぎる。娘を助けてくれた恩人を訴えるバカ親が痛過ぎる。本来なら人命救助で表彰状出すのが普通だろ?

これを強制わいせつ罪にしてしまうと、今後女性がAEDを必要としている場面で男性は手が出せなくなります。

これで被害届出されたらAED使えないね

なんで? 命の恩人じゃん


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