実業家で論客のひろゆき氏(@hirox246)が、産経ニュースの記事に対して反論を展開し話題となっています。
記事では、長崎大学の池谷和子准教授が「子の名字がもめる原因になる」など、別姓に関する懸念を述べていましたが、これに対してひろゆき氏は「家族の名字統一」を前提とする考え方に疑問を呈しました。
「名字が違う家庭は珍しくない」
ひろゆき氏は、日本の離婚率が35%に達している現状を引き合いに出し、次のように指摘しました。
「離婚したり死別して片親になって、パートナーと同居してる家庭では、名字が違う大人が家に居たりします。」
現代社会では、家族内で名字が異なるケースが珍しくないことを示し、名字統一が家族の機能に必須であるとの考え方に異議を唱えました。
「偏見を振りまく教授が悪影響」
さらにひろゆき氏は、家族は同じ名字であるべきだという価値観を社会に広めること自体が問題だと主張。
「『家族はチームとして同じ呼称に』みたいな偏見を振りまいてる大学教授のほうが社会に悪影響だと思いますけどね。」
名字の統一を家庭の平和やチームワークと結びつける考え方が、現実の多様な家族形態を無視しているとの意見を述べました。
名字をめぐる議論の背景
夫婦別姓をめぐる議論は、近年日本でも活発化しています。
一方で、別姓の導入により家庭内の不和や子供への影響を懸念する声も根強くあります。
今回の池谷准教授の発言は、そうした懸念の一環とみられますが、ひろゆき氏の指摘は、現代の多様な家族の形を考慮した議論の必要性を浮き彫りにしました。
名字を統一する必要性や家族の在り方について、社会全体で多様性を尊重する視点が求められています。
夫婦別姓の導入や家庭内の名字の選択について、より多くの視点を交えた議論が進むことが期待されます。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・別に今やることじゃないと思う
・離婚しても同姓のままの方もいるので、その家庭によって様々なわけで、こうじゃないといけないと言う固定概念は必要なさそう。選択肢がある。これだけで良いのではないかと思います。
・伝統を守りましょうよ。日本の伝統は世界からみた多様性の一つ。アメリカ社会はすでに変わりつつあります。原点回帰。
・夫婦別姓のメリット、デメリットを感情的にではなく、論理的に説明して欲しい。それでも私は同姓の方が好きです。
・選択的夫婦別姓制度は反対でも賛成でもないけど表札とか宅配業者さんが大変になりそうだなと言う印象
・苗字が違うことで家族としての意識がより希薄になり、離婚率がさらに上がりそうとは思いませんか?
・本名を夫婦別姓とか選択制の苗字にしたら 面倒なだけなのでは?
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