呉服店「きくや」の店主が、自身のTwitterで成人式における「花魁姿」に対してユニークな警告を発信しました。
投稿では、歴史的な背景や文化的な問題には触れず、「花魁姿なんて寒い。マジで寒いって。風邪ひくからやめるんだ」という実用的な理由を挙げています。
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成人式で花魁姿はやめるんだ。歴史的にナンタラはいろんな人が言ってるので割愛するが、花魁姿なんて寒い。マジで寒いって。風邪ひくからやめるんだ。これだけで立派な理由だ。
— 呉服のきくやてんちょ (@gofukunokikuya) January 8, 2025
「花魁姿」の成人式衣装、賛否が続く背景
毎年成人式では、伝統的な振袖に加え、派手で個性的な衣装が注目を集める中、花魁をモチーフにした衣装も話題になります。
しかし、こうした装いに対しては、「花魁は江戸時代の遊女であり、成人式の場にはふさわしくない」との意見や、歴史的な背景を軽視しているといった批判も多く寄せられています。
一方で、現代では花魁姿が「華やかさ」や「個性」の象徴として捉えられ、写真映えを重視する若者に人気があるのも事実です。
特にレンタル衣装業者がこうした衣装を提供することで、選択肢が広がった一方、文化的な是非をめぐる議論も絶えません。
実用的な理由からも見直しを求める声
呉服の専門家や着物愛好家からは、「見た目だけでなく、防寒や動きやすさといった実用面も考慮して衣装を選ぶべき」といった意見もあります。
成人式は多くの場合、冬の寒い時期に屋外での式典や移動が伴います。そのため、露出の多い花魁風衣装は防寒に不向きであり、体調を崩すリスクも指摘されています。
呉服の「きくや」の店主が挙げた「寒いからやめるべき」という理由は、文化的・歴史的な背景を超えて、実際に参加者の健康や快適さを考えたものとして、共感を呼んでいます。
着物選びの重要性と成人式への向き合い方
成人式は人生の節目を祝う重要な行事であり、式典にふさわしい衣装選びは欠かせません。伝統的な着物であれば、振袖や袴など防寒性や動きやすさが考慮されたものが多く、寒さ対策もしっかりしています。
「個性を表現するのは大切だが、行事にふさわしい装いを心がけるべき」との声も多くあり、華やかさと実用性のバランスを考慮した衣装選びが、今後の成人式のトレンドになるかもしれません。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・いくら寒くても風邪を引いたりしない。いくら寒くても楽しいから大丈夫。おそらく、それが年上の人達が失い忘れた「若さ」なのではないかと思ったり。
・元々、花魁は殿様の奥様を模した出で立ち(高級な女性の極みだったから)だったのできちっと襟を詰めて幾重にも着込んでいるのでむしろ寒くないはずなんだけど、今どきの馬鹿みたいに襟を抜いた半裸な格好はどこから来たんだろう
・別でやって写真でも撮ったらええやん、映画村とかでって思うんですよ。ホンマ寒いから!!
・風邪ひきますよね( ;´Д`)
・昨今よく見かけるけどいつもあんな脱げそうな着付けを見て(……大丈夫かいな⁉️⁉️⁉️)っていつも思う。
・なんの格好をどれほどしようと構いませんが、風邪だけはひかないでほしいですよね😊
・別の意味でも寒い((((;゚Д゚))))
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