玉木雄一郎氏(国民民主党)と池田信夫氏の間で、財政政策をめぐる激しい議論がSNS上で展開されています。
発端は池田氏の投稿で、「115兆円の予算に対し税収は72兆円、税金は43兆円も足りない」と指摘し、国民民主党の主張する減税案を「財源なき減税」だと批判しました。
また、減税を支持する若者を「肉屋を応援する豚」と例える過激な表現が波紋を広げました。
これに対し、玉木氏は数字の誤りを指摘しながら反論しました。
2025年度予算案における税収と税外収入を合わせた総額を78.4兆円とし、歳出との差額は28.6兆円であることを示しました。
また、「仮に減税により税収が減少しても、今年度の公債発行額を下回る」とし、池田氏の議論を「極端かつ非現実的」と批判しました。
池田さん、そもそも数字が間違っています。
まず、「税金が43兆円も足りない」は事実に反します。
2025年度予算案では
歳出115兆円に対して
税収78.4兆円
税外収入8.4兆円なので
歳出と税収等との差額は28.6兆円です。…— 玉木雄一郎(国民民主党) (@tamakiyuichiro) January 9, 2025
玉木氏は、単なる収支バランスだけでなく「安定的な経済成長」と「持続可能な債務管理」の両立が重要であるとし、減税が可能であるとの立場を強調しました。
一方で池田氏の主張は、税収が歳出を超えるまで減税ができないという論調が見られ、これが過度に硬直的な議論だとして批判されています。
ネット上では、双方のやり取りに対して多くの意見が寄せられています。
一部では「減税は財政健全化と矛盾しない」という玉木氏への賛同が見られる一方、「減税には慎重な議論が必要」とする池田氏を支持する声もあり、議論は盛り上がりを見せています。
また、池田氏の「肉屋を応援する豚」という表現には、無神経だとする批判も多く集まっています。
減税や財政健全化に関するこの論争は、2025年度の予算審議や次回の春闘の議論に向けた重要な論点を提示しているといえそうです。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・そもそも『多くの人』ってどなたなんでしょうか。
・玉木氏は数字に強く議論がクリアで信頼感がある。こういう人に首相になってほしい。石破氏のフンワリした国民の幸せとか寝言は聞いていて怒りが湧く。
・完璧すぎる回答👏お見事としか言いようがない。ひとつひとつ、愚直に撃ち落としていってください
・はい、池田さん論破(笑)池田さんもっと勉強しないと‼️
・池田さん、もしや数字が読めてない…?ボケている??
・池田さん大丈夫でしょうか…⁉️
・そもそも115兆円の予算自体が無駄だらけ、利権だらけなんでしょうけどね。
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