秋篠宮家の次女、佳子さまが昨年12月に30歳の誕生日を迎えられたことを受け、皇室における女性皇族の結婚問題が改めて注目を集めています。AERAの報道によると、佳子さまは姉の眞子さんの結婚問題が浮上していた際、周囲に「ここ(皇室)にいる限り、どうせ好きな人とは結婚できないと思っている」「皇室から出たい。出るためには、結婚しかない」と語られていたことが明らかになりました。
こうした言葉は、佳子さまが皇室制度に対する葛藤を抱えていたことを物語っています。同時に、結婚に伴う皇族の身分離脱を定めた皇室典範の規定や、女性皇族が直面する選択の難しさが改めて浮き彫りになりました。
▼詳細
佳子さま30歳に 「どうせ好きな人とは結婚できない」とつぶやいた内親王 悠仁さまを支える道と、皇室を離れる道 https://t.co/Ejk6yIgi25
— AERA dot. (アエラドット) (@dot_asahi_pub) January 5, 2025
結婚が「自由」の手段となる現実
佳子さまが発したとされる「皇室から出たい」という言葉は、女性皇族が直面する厳しい現実を映し出しています。現在の皇室典範では、女性皇族が結婚すると皇室を離れると定められています。このため、結婚が皇室から離れる唯一の手段となり、逆に「結婚しない限り皇室に縛られる」という側面もあります。
皇室制度に詳しい専門家は、佳子さまが若い頃から民間で生きていきたいと考えられていた可能性を指摘しています。しかし、眞子さんが結婚し渡米された後は、佳子さまが担う公務や役割が増加。天皇、皇后両陛下を支える若い皇族としての存在感が高まる中で、自由を求める思いと皇室内での責任感との間で揺れ動いているのではないか、とも考えられます。
皇室減少問題と女性皇族の選択肢
皇室は現在、天皇陛下を含め16人。40代以下の未婚皇族は6人しかおらず、その中で男性は悠仁さまのみです。この状況は、皇室の高齢化と減少問題を深刻化させています。
政府の有識者会議は、2021年に「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案」や「旧宮家の男系男子を養子として皇族に復帰させる案」を示しましたが、未だ結論には至っていません。
こうした状況下で、佳子さまが結婚に踏み切ることは、皇室制度全体に大きな影響を及ぼすと考えられています。皇族減少問題が進む中、女性皇族が結婚後も皇室に留まる選択肢を提供する制度の改正が急務だとの声もあります。
佳子さまの発言は、皇族方が個人の幸福を追求する自由と、皇室制度を支える責任との狭間で苦悩していることを象徴しています。
皇室の減少問題が進む中、皇室制度の改正が遅れることは、若い皇族方にさらなる重圧をかけることになります。佳子さまを含む女性皇族が自らの意思で選択できる環境を整えることが、皇室制度の今後の課題と言えるでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・基本的に佳子さまに『好きです』と言われて断る男性はいないと思うのですが・・
・「女性天皇論」云々あるけど、ワイは佳子様に女性天皇になってもらいたいぐらいなんやけとなwww
・生涯独身が一番楽やぞ。
・お姉ちゃんは好きな人と結婚できたやん
・なるべく心からお好きな方とご結婚できるようにお祈り申し上げます🙏
・弟はほっといて、幸せにはなって欲しいです。
・宿命とはいえ…お気の毒😢
\\SNSで記事をシェア//
Xでシェアニュースを
Follow sharenewsjapan1