K-POP&メガソーラーの奈良・山下まこと知事「ネット上でネト◯◯がワーワー言って…」→ 炎上

奈良県の山下まこと知事が、自身のX(旧ツイッター)アカウントで、韓国との文化交流を巡る批判についての見解を述べました。

山下知事は、過去に自民党推薦の前知事が同様の取り組みを行っていたにもかかわらず、現在自分が実施しようとすると自民党県議や一部ネットユーザーから強い反対を受けていると指摘。「ネット上でネト◯◯がワーワー言って増幅している」と述べ、批判の背景にダブルスタンダードが存在することを示唆しました。

奈良県での韓国文化交流を巡る批判

山下知事の発言のきっかけとなったのは、奈良県が韓国との文化交流を目的に計画しているイベントです。一部の県議やネットユーザーは、K-POPや韓国文化に関連するイベントに対し「一夜限りでも反対」と声を上げています。

しかし、山下知事は「自民党推薦の前知事が同じような文化交流を行っていた際には何の批判もなかった」と述べ、現在の批判が不公平であると指摘しました。添付された資料によると、2010年にも韓国との文化交流イベント「コリアフェスティバル」が開催されており、当時は自民党推薦の前知事が主導していたことがわかります。

住民との対話が不足していないか

山下知事の主張は、「過去の政策を引き継いだだけ」という姿勢に見えますが、それが住民にとって納得のいく説明となっていない点が問題です。特にメガソーラー計画は、地域住民にとって生活や環境に直結する問題であり、計画を進めるにあたって十分な対話や合意形成が必要です。

また、韓国文化交流イベントに関しても、税金を使った施策に反対する声が出るのは当然です。過去の事例を盾にするのではなく、現状における意義やメリットをしっかりと説明することが求められます。

山下知事の発言は、「前知事の政策」という過去の前例を持ち出すことで現在の批判をかわそうとしているように映ります。しかし、住民の目は「今、なぜこの政策が必要なのか」に注がれています。メガソーラー計画も進め方については多くの不満が残っており、住民の声をどれだけ政策に反映できるかが今後の鍵となるでしょう。

「ネット批判」に目を向けるだけでなく、現場での声を丁寧に拾い上げる姿勢が求められる時期に来ています。

(文=Share News Japan編集部)


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