毎日新聞が報じた、ホームレスの平均年齢が63.6歳に達し、高齢化が進む実態が注目を集めています。
厚生労働省の調査では、ホームレスの全国数は2820人と年々減少しているものの、「今のままでいい」と答えた人が約4割に上る一方、アパートでの自活や福祉支援を望む人も一定数存在しています。このデータに対し、ネット上では様々な意見が交わされています。
▼詳細
【ホームレス4割「今のままでいい」】https://t.co/bWvk4OHzvL
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 3, 2025
賛否分かれる声
●共感や理解を示す声
「高齢になると生活を立て直すのは簡単ではない。今の暮らしを選ぶのも仕方ないのかもしれない」
「支援が必要な人がいる一方で、本人が望む生き方を尊重することも大切では?」
「孤独死や体調不良が懸念される。支援の充実が求められるのでは?」
●批判的な声や疑問
「『今のままでいい』と言いながらも、本当にそれが最善の選択なのか疑問」
「社会復帰を支援する仕組みがもっと整備されるべきでは?」
「一方で努力して生活を立て直そうとしている人がいることを忘れてはいけない」
高齢化社会の中で考えるホームレス問題
ホームレス問題の背景には、失業や家庭の崩壊、病気など様々な要因が絡み合っています。特に高齢化が進む中、再就職や自立が難しい現実が浮き彫りになっています。「今のままでいい」という回答は、一部には諦めや選択肢の乏しさが反映されている可能性があります。
●必要な支援の方向性
・多様な選択肢を提供
すべての人に一律の支援を提供するのではなく、個別のニーズに合わせた柔軟な支援が求められます。例えば、アパートでの生活や軽い仕事への移行を希望する人には、それを実現するための支援を手厚くすることが必要です。
・孤立防止とコミュニティ形成
高齢のホームレスにとって、孤立が健康や命に関わるリスクを高めます。地域社会やNPOと連携し、支援が届きやすい環境を整えることが重要です。
・本人の意思を尊重
「今のままでいい」と答えた人の中には、現状を受け入れつつ静かに生きることを望む人もいます。このような場合、過度な介入ではなく、最低限の健康や安全が守られるような支援が求められます。
ホームレス支援は、単なる社会復帰を促す施策にとどまらず、高齢化社会の一端を担う重要な取り組みでもあります。今回の報道をきっかけに、社会全体で支援のあり方や多様な生き方について議論が進むことが期待されます。
特に、「今のままでいい」と答えた人たちが真に求めるものは何かを掘り下げ、個人の尊厳を守りつつ、より良い支援を提供することが今後の課題となるでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・人間、歳を取るほど、変化することが困難になるので、現状の自分を肯定するようになる。
・この気持ちは分かる。人に頼るのが苦手とか、人に頼るくらいなら一人の苦労もいとわないと考える人もいるのです
・6割を助け続けたら残りひとりぐらいに減りそう
・生活保護を受けるのも選択肢のひとつだと思いますね😓
・それだと、残り6割は?ということになりますが…変化を望まない傾向は分かるけど
・俺もこのままが良い
・じゃあ6割対応しないと🐕
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