NHKが報じたところによると、石破総理大臣が選択的夫婦別姓制度に関する議論を進める意向を示しましたが、自民党内では慎重論が根強く残っているといいます。
一方、立憲民主党は通常国会に民法改正案を提出する方針を明らかにしており、議論が活発化する見通しです。国民の注目を集めるこの制度について、ネット上では賛否両論が巻き起こっています。
▼詳細
選択的夫婦別姓導入 立民が法案提出へ 議論活発になる見通しhttps://t.co/6ErP8isMgD #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 3, 2025
「家族の一体感が損なわれる」
ネット上で最も多く見られる批判は、「家族の一体感を損なう」との懸念です。慎重派の声として、次のような意見が寄せられています。
●慎重派の意見
- 「夫婦が別姓を選ぶことで、子どもがどちらの姓を名乗るかで家庭内での対立が生じる可能性がある」(40代・男性)
- 「日本の家族制度の基盤を揺るがす制度。子どもの混乱を考えると簡単に導入すべきではない」(50代・女性)
- 「日本の伝統を軽視している。夫婦別姓は文化的価値観に合わない」(60代・男性)
また、導入の是非を国民に問う前に、十分な議論やデータに基づいた検証が行われていないとの指摘も多く、「時期尚早ではないか」との声も挙がっています。
与党内からも慎重論
自民党内でも「社会や国民意識は変化している」とする前向きな意見がある一方、「家族の一体感や子どもへの影響」を懸念する慎重派が多く、党内コンセンサスの形成には時間がかかると見られています。石破総理大臣が議論の頻度を上げる意向を示したものの、党内の反発が強い状況では、野党側の動きを受けて議論がさらに混乱する可能性もあります。
SNSで噴出する批判と反発
SNSでは慎重派を中心に、選択的夫婦別姓制度への不信感が噴出しています。批判の主なポイントは以下の通りです。
1.政治的パフォーマンスとの疑念
「少数与党の現状で導入を急ぐのは、与党批判のための政治的な駆け引きでは?」(30代・男性)
「家族制度の根幹を変える法案を、こんな混乱した状況で進めるのは無責任」(40代・女性)
2.国民の声が反映されていない
「こういう大事な制度変更こそ、国民投票で決めるべき」(50代・男性)
「一部の声が大きいだけで、国民全体が納得しているとは思えない」(20代・女性)
3.伝統や文化を無視している
「海外の基準に合わせる必要はない。日本には日本の家族観がある」(60代・男性)
一方で賛成派の反論も
批判が集まる一方で、賛成派は「選択的夫婦別姓はあくまで『選べる制度』であり、同姓を望む家庭には影響しない」と反論しています。
●賛成派の意見
「選択肢を広げるだけで、現行の制度を否定するわけではない」(30代・女性)
「夫婦別姓が国際的に認められている中で、日本が遅れを取るのは問題」(20代・男性)
「批判派は『家族の一体感』を強調するけど、家族の形は時代とともに変わるもの」(40代・女性)
選択的夫婦別姓制度は、時代の変化や価値観の多様化に応じた制度として必要性が議論されていますが、慎重派の懸念も軽視するべきではありません。家族の一体感や子どもへの影響など、国民生活に深く関わる問題だからこそ、導入前に十分な説明と合意形成が求められます。
議論が進む中、選択的夫婦別姓制度がどのような形で提案され、どの程度の国民理解を得られるかが重要なポイントです。批判が殺到する状況で議論を急ぐことは、さらなる対立を生む可能性があります。社会全体が納得できる制度設計を目指し、与野党が建設的な議論を進めていくことが求められます。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・家族の一体性を破壊するのはまかりならん。#立憲民主党 には投票しない。
・それぐらいの勢いで減税に協力しろよ
・なぜゴリ押しを急ごうとするのか #立憲民主党 の正体が透けて見える。そしてこれに与党が便乗すると。いい加減 #自民党 は保守を名乗るなよ。
・そんなのやってる時かな。だから立民は駄目なのだ
・異常な速さ
・コレが集票になると踏んでるんだろうが、ホントにそうなんかねえ?
・日本には必要ない!第一生まれて来る子供の姓はどうするのかを全く考えていないしそのうち戸籍まで無くしてしまえとなる。
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