石破茂首相がトランプ次期米大統領との初会談について、来年1月20日の大統領就任式前の実施を見送り、2月以降に行う方向で検討に入ったことが政府関係者により明らかになりました。就任式前後に訪米する案も模索されていましたが、会談準備を整えた上で正式な形で行うべきだとの判断が下された模様です。
トランプ氏は今月15日、フロリダ州の私邸で安倍晋三元首相の妻、昭恵さんと会食を行った際、「日本の首相と会談したい」と述べ、就任式前後の会談にも柔軟な姿勢を示していました。一方、石破首相は24日の記者会見で「北東アジア情勢について認識を共有することが大事」としながらも、会談時期については未定としていました。
評価と批判が交錯
SNSやニュースコメント欄では、石破首相の判断に対する様々な意見が飛び交っています。
●肯定的な意見
「就任式前の急な会談より、しっかり準備して話す方が良い」
「日本の立場を強調しつつ、北東アジア情勢に冷静に対応するための適切な判断」
●批判的な意見
「トランプ氏が早期会談に意欲を示しているのに、機会を逃すのではないか」
「アメリカが日本よりも他国を重視し始めるリスクを考えるべき」
さらに、「昭恵夫人が先にトランプ氏と会食したことで、日本政府の対米政策に混乱が生じたのではないか」という指摘や、「安倍元首相と比較される形になる石破首相の外交力が問われる」といった声も上がっています。
会談延期の背景とその影響
石破首相の会談延期の判断は、慎重かつ現実的なアプローチといえます。トランプ氏はこれまで即興的な発言や行動で知られており、十分な準備なしでの会談は日本側のリスクとなる可能性もあります。特に北東アジア情勢が不安定化する中で、日本の外交的立場を明確にするためにも、緻密な計画が必要でしょう。
一方で、トランプ氏が他国の首脳との早期会談を進める中、日本の対応が遅れることで、米国の外交優先順位から外される可能性も懸念されます。石破首相にとって、この会談は日米関係の再構築における重要な第一歩となるため、タイミングと内容の両方でバランスの取れたアプローチが求められます。
今回の判断が日米関係にどのような影響を与えるのか、そして首相がどのような形でトランプ政権との信頼構築を進めるのか、引き続き注目されるところです。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・いの一番に、なりふり構わず、全ての予定をキャンセルして、会いに行くべき相手だと思うけどね
・トランプ氏がわざわざ就任前に会ってあげると言ってくれているのに、もったいぶって石破の都合で延期する 石破には外交センスが絶望的に無いな
・2月ですか!充分な準備の上?
・会いたくて熱望していたが会える方法がなく、みかねて会える段取りをしてもらったにも関わらず、会えるとなったら我流を通そうとする嫌なタイプですね。
・会わなくても外交的要求はいくらでも出来る。
・でも中国へは"極めて大事"と前のめり😩
・外相連れて訪米したらええやん
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