南アフリカの鉄道、略奪天国に…「カネがぶら下がっているようなものだ」「生活のためにケーブルを盗んで何が悪い」

電線、ケーブル…根こそぎ消えた 南アフリカの鉄道、略奪天国に コロナで停止

▼記事によると…

・新型コロナウイルス対策のロックダウンで3~6月に営業を見合わせた南アフリカの都市近郊電車路線で、電線やケーブルなど設備の略奪・破壊が相次いでいる。

・「カネがぶら下がっているようなものだ」。ヨハネスブルク周辺で鉄道設備の略奪を続けているという50代後半の男が取材に応じた。毎晩、午前1~4時ごろに3、4人の仲間と共に「現場」に向かう。線路の電柱によじのぼり、のこぎりなどで電線を切り落としていく。地上で運びやすいサイズに切り分け、車に乗せてスクラップ屋に持ち込んで現金化する。

・男は鉄道のケーブル盗をコロナ禍以前から行っていたが、高圧電流が流れる線を奪うのは命の危険を伴う行為だった。それがロックダウンによる全面運休以降は「格段にやりやすくなった」という。うまくいけば一晩で、グループで3万ランド(約20万円)を稼げる。「政治家は汚職でもうけている。俺たちも生活のためにケーブルを盗んで何が悪いんだ」。男はこう強弁した。

・だが、マイカーが持てない庶民にとって、定期割引もある電車は最も安価で重要な交通手段であり、影響は甚大だ。

2020年11月3日 11時30分
https://mainichi.jp/articles/20201102/k00/00m/030/066000c
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南アフリカ


南アフリカ共和国はアフリカ大陸の最南端に位置する国で、独特な生態系で知られています。内陸部のクルーガー国立公園は、大型の野生動物が生息する人気のサファリ体験スポットです。西ケープ州には、ビーチや、青々としたブドウ畑が広がるステレンボッシュやパール、岩の断崖の喜望峰、ガーデンルート沿いの森とラグーン、ケープタウンの町、そして山頂が平らなテーブル マウンテンなどがあります
首都: ケープタウン、 プレトリア、 ブルームフォンテイン
全国州評議会議長: タンディ・モディセ
大統領: シリル・ラマポーザ
人口: 5778万 (2018年)
南アフリカ - Wikipedia

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twitterの反応

ネット上のコメント

マインクラフトのやりすぎ

状況は異なりますが、南米でも似たような話を聞きました。生きるのに必死なんですよね。

その手があったか

この国はモラルの高さで何とかもってるようなもんでしょうか?いっぺん切れた方がいいのでしょうか?

種もみを完食してしまうスタイルかー。

日本でも消火栓のホースのノズルが盗まれる事件があったね

日本もアルミが高かった時に、車止めのアルミのポールを盗む奴が多かったね。1日で数万円の稼ぎになるから。

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