韓国南西部に位置する務安(ムアン)国際空港で29日午前9時過ぎ、タイのバンコクを出発した済州航空の旅客機が着陸に失敗し、墜落するという痛ましい事故が発生しました。
聯合ニュースによると、乗客・乗務員合わせて181人が搭乗しており、現時点で少なくとも28人の死亡が確認されています。
▼参考動画
[속보] 무안공항 추락사고 “조류 충돌로 인한 랜딩기어 불발 추정” pic.twitter.com/Fd3O9MWym0
— Tsla Chan (@Tslachan) December 29, 2024
墜落の概要と現場の状況
墜落した機体は着陸中に滑走路を外れ、空港敷地の柵に衝突しました。衝突後、機体が炎上し、現地の消防当局が消火活動とともに残された乗客の救助作業を続けています。韓国政府も迅速に対応を開始し、現場には複数の緊急車両と救急隊が駆けつけています。
生存者については現在のところ明確な情報がないものの、被害者の数がさらに増える可能性があるとみられています。航空当局は事故原因を調査中で、天候や機材のトラブルが原因である可能性が示唆されています。
ネット上の反応
この悲劇的なニュースは瞬く間にSNS上で拡散され、国内外でさまざまな反応が寄せられています。
●悲しみと祈りの声
「多くの命が失われてしまったことに心が痛みます。無事を祈っています」
「墜落事故なんて信じられない。家族や友人が無事であることを願うばかり」
「一刻も早く救助活動が進むことを祈ります」
●航空会社や空港の対応への批判
「済州航空の整備や訓練に問題があったのでは?」
「天候や滑走路の状態にもっと注意が払われていたら防げたのではないか」
●冷静な意見
「まだ原因が分からない段階で憶測で批判するのは早い」
「航空事故は非常に稀で、感情的になりすぎないように冷静に見守りたい」
航空安全と業界への影響
今回の事故は、韓国の航空業界にとって重大な課題を浮き彫りにしました。済州航空は韓国国内外で多くの利用者を抱える格安航空会社(LCC)であり、その安全性や整備の信頼性が改めて問われる事態となっています。
専門家からは、LCCにおける運航コストの削減が安全基準に影響を及ぼす可能性が指摘されている一方で、過去のデータからLCCも大手航空会社と同等の安全基準を満たしているという見解もあります。
今後の注目点
この事故の影響で、済州航空を含む韓国の航空業界全体の信頼性が揺らぐ可能性があります。韓国政府と航空当局がどのように事故の原因を解明し、安全対策を強化していくかが重要な焦点となるでしょう。
また、現地の救助活動が進む中で、乗客の安否情報や追加の被害状況が早急に明らかになることが望まれます。
今回の事故は、多くの命を奪った悲劇として記憶されるとともに、航空安全への新たな課題を突きつけています。乗客とその家族、関係者にとって最善の対応が取られることを願ってやみません。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・映像見たけど、ランディングギアが全く出ず、胴体着陸。地面との抵抗や逆噴射とかでブレーキが効いている感じも全くなかった。まさにそのままの速度でフェンスに突っ込んだ感じ。激しく燃えているし、これは死者20人台ではとても済まないんじゃ…
・ランディングギアが出ないと警告ランプが点灯するはず、その場合は手動で出せるのではなかったかな?
・ランディングギアが降りておらず、スラストリバーサーも働いてないように見えました。
・韓国の報道によると、旅客機が滑走路に着陸中、バードストライクが原因でランディングギアが作動せず、滑走路を外れて空港の外壁に衝突し、大破した可能性が高いとされています。
・日本か外国かに関係なく、飛行機事故は悲惨な結果を招いてしまう。 乗客・乗員がどんな人だったかに関係なく、その方々には多くの身内や友人知人がいるはずで、その人達の心痛は国籍など関係ないと思う。
・事故率は低いけど、事故が起こったらその規模は自動車事故の比では無くなる。。子供の頃は飛行機に乗るとなると心ウキウキ、ドキドキワクワクで間違い無かったのですが、大人になるにつれて飛行機に乗るのが億劫に。
・動画を見る限り通常の着陸行動に見えます。
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