年末年始の風習について行われたアンケートが話題を呼んでいます。
東洋経済オンラインによると、都内在住の成人男女100人を対象に実施された調査では、「おせち料理」や「お年玉」といった年末年始の習慣が不要と考える声が多く、特に若い世代からの支持が減少していることが明らかになりました。
おせちは「プチ富裕層のもの」
アンケートでは、「おせち料理は必要ですか?」という質問に対し、必要と答えたのはわずか7%。93%が不要と答え、その理由には以下のような意見が寄せられました。
「高いだけで、ほとんど食べない」
「実家を出てからは全く縁がない」
「好きなものがほとんど入っていない」
また、近年では有名デパートや高級ホテルが販売する「高価格帯のおせち」が注目される中、「もはやプチ富裕層のための食文化に移行した」との声も多くありました。一方で、必要と答えた少数派からは「正月気分を味わいたい」「自分で作るのが楽しい」という意見が寄せられました。
詳細:https://news.yahoo.co.jp/articles/331e5c7c586edceaf01dd1b25d6193dc013834d7
ネット上の反応
アンケート結果を受け、ネット上では賛否両論が巻き起こっています。
批判的な声
- 「おせちが高いのは確か。でも文化を継承する気がないのは残念」
- 「お年玉を悪しき文化って…親戚付き合いをどう考えてるの?」
- 「新しい世代は何でも不要というが、伝統を捨てるのは寂しい」
支持する声
- 「おせちは高すぎて手が出ない。好きなものを買う方が合理的」
- 「お年玉はもらった子どもに負担をかけるだけ。必要ない」
- 「風習に縛られる時代じゃない。自分が納得する形で過ごせばいい」
風習の多様化が進む中で
今回のアンケート結果やネット上の反応からは、年末年始の風習が時代の変化とともに再定義されていることが見えてきます。特に経済的な理由やライフスタイルの多様化が、風習の「不要論」を支える背景にあるようです。
しかし、不要とする理由には単にコストや手間の問題だけでなく、世代間の価値観の違いも影響しています。年末年始の習慣が全て廃れるのではなく、より個人のライフスタイルに合った形で進化し、多様化していく可能性が高いでしょう。
例えば、おせちは小規模かつパーソナライズされた商品として、特定の層に向けたニッチ市場として定着するかもしれません。また、お年玉は現金に限らず、電子マネーやギフトカードといった新しい形態に変わることで継続される可能性があります。
年末年始という特別な時期に求められるのは、無理に伝統を維持することではなく、個人や家庭が「心地よい」と感じられる新しい形を模索する姿勢なのかもしれません。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・クリスマスもそろそろ消えそうだし、ハロウィンは子持ちと若者以外には、そもそも浸透してない。
・年賀状文化が消えたのは素直に嬉しい
・おせちは1人暮らしで作るのが面倒くさいから近所の小料理屋に頼んでるわ 大晦日にとりに行く
・ハロウィンみたいなマヌケが騒ぐイベント(笑)よりは大事にすべき
・貧乏になったからしゃーない
・お年玉て日本だけにある謎文化らしいな
・その辺気づいたなら葬式も無くそう
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