100カ国で運転可能な日本の運転免許、運転免許試験場に外国人行列… 事故増加に懸念

朝の情報番組『グッド!モーニング』(2024年12月28日放送)によると、訪日外国人観光客が「外免切替」(外国の運転免許を日本の免許に切り替える手続き)を目的に運転免許試験場に殺到している現状が報じられました。特に東京・鮫洲運転免許試験場では、早朝から列を作る光景が日常化しており、その多くが外国人だといいます。

▼詳細

日本の免許が人気の理由

番組では、日本の免許が人気を集める背景として以下が挙げられました。

●国際免許の運転免許試験場に外国人行列 “日本の免許”100カ国で運転可能 事故の増加に懸念も発行可能国が多い
日本の免許はジュネーブ条約加盟国で発行されるため、取得後に発行される国際免許で約100カ国で運転が可能です。一方で、中国やベトナムなど非加盟国の免許では運転可能な国が限られることが多いです。

●簡略な試験内容
外免切替の試験は学科試験が10問の○×式、技能試験もシンプルな内容であるため、比較的容易に合格できる点が魅力とされています。SNSでは「日本の免許は取得が簡単」と話題になり、切り替えツアーの人気を後押ししています。

問題視される点

しかし、番組では以下の課題についても触れています。

●住所確認の甘さ
中国の免許を日本の免許に切り替えた例では、住所欄に「ホテル名」が記載されるケースがあるといいます。本来、免許証には居住地が記載される必要がありますが、短期滞在者にも発行される現状に疑問が呈されています。

●交通事故の懸念
外免切替を利用した外国人ドライバーの事故件数が増加傾向にある中、さらに増加する可能性が指摘されています。

●交通ルールやマナーの理解不足
専門家からは「日本の交通ルールや運転マナーをしっかり学ぶべき」という意見が上がっており、外免切替制度の改善が求められています。

ネットの反応

●肯定的な意見
「日本の免許が信頼されているのは誇らしい」
「観光ついでに免許を切り替える仕組みを活用するのは効率的だと思う」

●批判的な意見
「ホテルの住所で発行されるなんておかしい」
「日本の交通事故が増えるなら、制度を厳しくするべきでは?」

●懸念の声
「運転マナーやルールを知らない外国人が増えるのは心配」
「免許の信頼性を損なう結果にならないか不安」


日本の運転免許の利便性と信頼性が世界中で評価される一方、その取得過程における甘さが国内外で問題視されています。特に、短期滞在者への発行や、住所確認の不備は改善が必要です。また、外国人観光客の増加による交通安全の懸念は、交通教育の徹底や制度の厳格化を通じて解決すべき課題といえるでしょう。

観光地としての魅力を維持しつつ、安全な運転環境を整えることは、日本の観光業と交通社会の未来に直結する重要な取り組みです。

(文=Share News Japan編集部)

ネット上のコメント

やっとテレビで取り上げた。現住所がホテルであることはだめでしょ。居住地変えたら速やかに変更する義務がある。

公明党はどう責任取るんですかね?

これこそ公文書偽造。

完全に公明党の弊害だ

世界に交通事故を輸出することになるだろうね

これ日本だけでなく、他国にも迷惑を掛ける話。早急に是正するべきだと思う。自公政権って本当ダメですね

ダメだ、こりゃー、、、


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