札幌市豊平区に住む契約社員の34歳の母親が、保護責任者遺棄致傷の疑いで逮捕されました。母親は、10歳未満の小学生の息子を自宅に置き去りにして関東地方にライブを観に行き、その間に息子が脱水症状や低血糖を起こした疑いが持たれています。
息子は全治約1週間の入院を必要としましたが、命に別条はなく、外傷もありませんでした。
事件の経緯
警察の発表によると、母親は12月20日午前5時半ごろから22日午後3時ごろまで、自宅に息子を1人残したまま外出。22日午後3時40分ごろ、消防が警察に通報し、事件が発覚しました。息子は自宅で倒れているところを発見され、すぐに病院に搬送されました。
母親は調べに対し、「数日だったら大丈夫だと思った」と容疑を認めており、当時関東地方でライブ観賞をしていたことが明らかになっています。警察は、日常的な育児放棄がなかったかどうかを含め、事件の詳細を調べています。
母親の行動に批判殺到
この事件に対し、SNS上では厳しい批判の声が相次いでいます。
●批判的な意見
「数日間放置して大丈夫と思う感覚が信じられない。子どもが無事で本当に良かった」
「ライブに行くのは自由だけど、子どもの命を危険にさらしてまで行く必要があったのか」
「置き去りにされた子どもがどんな思いをしたか考えると心が痛む」
●同情的な意見も
「シングルマザーの育児の孤独や負担が背景にあるのではないか」
「支援を求められなかったのが問題。周囲に頼れる人がいなかったのだろうか」
●問題の本質を指摘する声
「こういう事件が起きるのは、社会全体の育児支援体制が不十分だから」
「行政や地域で孤立する家庭を見つける仕組みをもっと強化すべき」
児孤立を防ぐ仕組みが必要
今回の事件は、母親の判断の軽率さが際立つ一方で、育児の孤立や負担が影響している可能性も否定できません。シングルマザーやワンオペ育児の家庭にとって、子育ての負担が過大であることは、以前から社会問題として指摘されています。
行政や地域社会がこうした家庭を早期に支援する仕組みを構築することが重要です。特に、育児を一人で抱え込まずに済むような相談窓口や、一時的に子どもを預けられる施設の整備が必要です。
一方で、親としての責任は非常に重く、今回のような行動が許されることはありません。社会全体で支える仕組みを整えると同時に、親自身が子どもの命や安全を最優先に考える意識改革も求められます。
警察は、この母親が日常的に育児放棄を行っていなかったかを調べていますが、今回の事件を機に、子育てを孤立させないための支援策が再び注目されるべきです。また、周囲の人々が異変に気づき、適切に介入できる社会づくりが急務と言えるでしょう。
子どもの安全と福祉を守るために、行政、地域社会、そして家庭が協力して取り組むことが求められています。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・何故両親に預けるという選択肢がない…。
・両手足縛って2日間、自分が放置されてどうなるか経験してほしい
・生きててよかった
・普通に考えたら、両親に預けるとか そーいう考えがないんかねぇ?
・うううう😢 生きててよかった🥺
・自分を2日間監禁してみるといい もちろん水、食料なしでな
・自分の趣味優先するとこうなる 結果少子化になる
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