21日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」で、元衆院議員の杉村太蔵氏が「103万円の壁」の引き上げ議論を巡り、国民民主党の戦略に対して辛辣な意見を述べ、注目を集めました。
「国民民主党は威張りすぎ?」杉村氏が指摘
番組では、現在の「103万円の壁」を巡る与党と国民民主党の攻防が議題に上がり、国民民主党が予算案可決を巡る交渉で与党と駆け引きをしている状況が取り上げられました。
これに対し、杉村氏は「国民民主党ってさ、言いたかないけど、威張りすぎじゃない?」と発言。続けて、「選挙結果を見れば、自民・公明が民意で一番票を得ている。国民民主党も頑張っているけど議席数は28。『俺たちの言うことを通さないなら予算も賛成しない』というのは、弱者の恐喝に見えなくもない」と率直に語りました。
この発言にスタジオでは笑いが起こり、MCの今田耕司が「自民党感めっちゃ出てきた」と突っ込む場面も。
「本当に国民のためならコスト削減をセットで提案すべき」
杉村氏はさらに、「本当に国民の手取りを増やしたいのであれば、『どこを削るのか』という部分をしっかりと国民に説明すべきだ」と述べ、7兆円規模の減税を実現するためには、具体的な財源の削減案を提示するべきだとの持論を展開しました。
「ここを削ります、その代わり手取りを増やします、というセットで提案するのが本来の政治家の仕事だ」と強調し、ただ手取りの増加を訴えるだけでは不十分だと訴えました。
ネットの反応「正論だが感情的」との声も
杉村氏の発言を受け、ネット上では賛否両論が巻き起こっています。
●賛同する声
「確かに杉村さんの言う通り、国民民主党は議席数の割に存在感をアピールしすぎだよね」
「具体的な財源案を出さないと、減税も手取り増加も現実味がない。太蔵は正論を言った」
「弱者の恐喝って表現は過激だけど、与党側から見ればそう感じるのもわかる」
●批判的な声
「国民民主党が頑張って政策を押し出しているのに、そういう言い方は失礼」
「選挙結果を盾に自民党が強権的に進めるのも問題。少数派の意見を軽視するのはどうかと思う」
「弱者の恐喝という言い方はさすがに品がない。議論すべきは内容であって言葉の選び方では?」
少数政党の役割を再考する契機に
杉村氏の発言は、その直球の表現が注目を集める一方、少数政党の存在意義について再考を促すものでもあります。国民民主党は議席数こそ少ないものの、103万円の壁引き上げや教育国債の提案など、与党にはない視点から政策提案を行い、一定の支持を得ています。
ただし、議論を進める上で、「財源の具体案」や「コストの削減案」を提示することは確かに重要です。少数派の声を政治に反映させるには、より現実的で説得力のある提案が必要になるでしょう。
杉村太蔵氏の発言は賛否を巻き起こしつつも、政治における少数派の役割や責任を考える機会を提供しました。国民民主党が主張する政策が、どのように現実の予算案や国民生活に結びつくのか、今後の展開に注目が集まります。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・はあ?この人何言ってんの?
・黙れ
・こいつ増税の時はダンマリでしょ?
・太蔵も剥がれて来たねー🧐
・お前が一番偉そうだよ
・偉そうに何様なん?国民民主の言動がこの腐り切った政治を変えようとしてるんやん!
・お前何様だよ
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