ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う岡部宏生さん(66)は、自身の壮絶な闘病生活の中で、命の尊厳を守るため「安楽死」合法化への反対を訴えてきました。体の自由を奪われながらも、眼球の動きだけで言葉を紡ぐ彼の姿勢には、多くの人々が深い感銘を受けています。
最近、安楽死を合法化しようという動きが海外で進展し、日本国内でもその声が高まる中、岡部さんは「安楽死で死んでいける社会は希望を持てる社会ではありません」と警鐘を鳴らしました。
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【安楽死に猛然と反対 命懸けの訴え】https://t.co/5s8VjtktJ8
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 21, 2024
ネットの反応
岡部さんの姿勢に対し、ネット上では賛否両論が巻き起こっています。
●「勇気に感動した」という支持の声
「死にたいと思ってしまう状況にあっても、生きることの大切さを語る姿勢に胸を打たれた」といったコメントが寄せられています。また、「彼の活動が社会の在り方を見直すきっかけになれば」との声も。
●「選択肢があるべき」という異論も
一方で、「安楽死は個人の自由であるべき」「誰もが生きる選択を強いられるのは酷ではないか」といった意見も目立ちます。特に家族への負担や患者本人の苦痛を考慮すべきだという主張が一部から寄せられました。
●「命を大切にしたい」という中立的な意見
「安楽死も尊厳死も慎重に議論すべきだが、岡部さんの言葉は重要だ」「命の重みを改めて考えさせられた」といった冷静な意見も多く見受けられました。
安楽死をめぐる議論は、個人の自由と社会の倫理観という難しいテーマを含んでいます。岡部さんの訴えは、安易に「死」を選ぶことへの警告であり、同時に「生きる希望」を守るためのものです。しかし、苦しむ患者やその家族の負担をどう軽減していくかという現実的な課題に、社会がどのように向き合うかも問われています。
安楽死を合法化するかどうかは、命の尊厳や幸福追求の権利といった普遍的な価値観に触れる問題であり、個人の尊厳を守るための制度設計が重要です。
岡部さんは「生きる意味」を問い続け、苦しみの中で光を見つける道を示してきました。彼の活動が引き続き、多くの人にとって希望の道しるべとなることを願います。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・治る見込みもない、耐えがたい苦痛もある。そういう人には安楽死という「選択肢」があっても良いと思います(;´・ω・)
・安楽死に反対なのは結構だけど、他人に押し付けんといてくれ
・人それぞれだよね。
・ワイは安楽死賛成だけど 絶対に犯罪や臓器云々に悪用されるだろうな。
・「安楽死」という選択肢が生まれると、長く生きたい人に対して本人の意志と関係なく周囲の人に選択肢がチラついてしまうって言うの見てそれもそうかって思ったことがある
・悪用されないように本人が本当に望んでるか判断できたらなぁ…保険金適用外にしたら効果あるかな?
・反対する人は安楽死しなければいい。賛成する人にまで考えを押し付けないで欲しい。大切なのは、本人の意思が尊重される事。
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