韓国で報じられた竹島(韓国名:独島)の野生化した家ネズミの大繁殖が話題を呼んでいます。外部から持ち込まれたとされるネズミが、島の生態系に深刻な影響を与えているというのです。このニュースに対し、ネット上では「そもそも無人島に戻すべきでは?」という声や、「竹島の現状を見直すべきだ」という意見が相次いでいます。
参考:쥐들의 아우성 "독도는 우리 땅":[만물상] 독도 쥐
問題の背景
竹島はもともと人が住むことができない岩礁のような無人島で、家ネズミも存在していませんでした。しかし、韓国が1950年代に領有権を主張し占拠した後、有人化が進行。当初は警察の警備隊が駐在する程度でしたが、1990年代に埠頭が建設され、盧武鉉政権期には観光地化が進み、多くの人や荷物が島に持ち込まれるようになりました。専門家によれば、この際にネズミが外部から持ち込まれた可能性が高いとされています。
現在、竹島ではネズミが生態系を乱し、固有種や植生に悪影響を与えているとのことです。当局は駆除策を検討中ですが、解決には大きな困難が伴うとされています。
ネットの反応
このニュースに対し、日本国内外のネットユーザーからはさまざまな意見が寄せられています。
●「無人化が最善策では?」
一部のユーザーは、「そもそも竹島は人が住む場所ではない。無人化して自然のバランスを取り戻すべきだ」という意見を述べています。中には「ネズミ問題が起きたのは観光地化の影響。環境保護のためにも、人工物を撤去しユネスコ世界自然遺産に登録するのがよい」という提案もありました。
●「韓国の愛国運動が自然破壊を招いた」
「美しい独島を守ると叫びながら、実際には自然を破壊している。皮肉な話だ」といった批判も。さらに、「自然の保護という視点から見ても、竹島の現状は国際的な環境基準に反している」との指摘もありました。
●「駆除で本当に解決するのか」
駆除策に対しては、「ネズミを駆除したところで、また人の往来が続けば同じことの繰り返しになる」という懸念も。根本的な解決策を求める声が多く見られました。
●「領有権問題と絡めるべきではない」
一方で、「ネズミ問題を領有権の議論と絡めるのは適切ではない。環境問題として冷静に考えるべきだ」といった意見も見られました。
竹島のネズミ問題は単なる生態系のトラブルにとどまらず、有人化がもたらす環境問題の典型例ともいえます。観光地化によって人や荷物が頻繁に島に持ち込まれることで、外来種の侵入が発生し、結果的に島の自然環境を破壊してしまうというパターンは他の地域でも見られる課題です。
「無人化」という解決策は理論的には有効に思えますが、実現には政治的・社会的な障壁が多く、容易ではありません。
竹島の自然が本当に「美しい」と言える状態を取り戻すには、今一度、有人化や観光地化の影響を見直し、環境保護の観点から未来を見据えた取り組みを行う必要があるでしょう。
ネズミの大繁殖という一見地味なニュースは、竹島の現在の在り方について多くの人に考えさせる契機となりました。今後、この問題がどのように解決されるのか、引き続き注目が集まります。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・どういう理由で、ネズミが大発生するのか?知りたいです
・誰だ?連れてきたの?
・島根ネズミーランド
・持ち込んだだろ!迷惑な話だな。
・粘着ペーパーで捕獲したら、ヨーロッパの動物愛護団体にえらい目に遭わされます。
・俺らの出番かな。ちょっと殺鼠部隊編成して行ってくるわ
・原因はわかってるよね?マジで碌なことしねーな
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