『裏金マーク』の報道に波紋 浜田聡議員が参院総務委で指摘「小沢一郎や大石晃子にも…」

自民党の派閥パーティー収入不記載問題を巡り、一部民放が選挙報道で候補者に「裏金マーク」を付けた演出が議論を呼んでいます。これについて、NHKから国民を守る党の浜田聡参議院議員が、12月19日の参院総務委員会で総務省の見解をただしました。浜田氏は「報道が偏っている」と指摘し、民放各社の対応を問題視しました。

浜田氏の主張

浜田氏は「裏金マーク」を付けた報道について、「公平性に欠けるのではないか」と批判しました。さらに、過去に政治資金規正法違反で元秘書の有罪が確定した立憲民主党の小沢一郎衆院議員や、収支報告書を修正したれいわ新選組の大石晃子共同代表ら、野党候補にも同様のマークを付けるべきだと提起しました。

また、立憲民主党の梅谷守氏(新潟6区)が有権者に日本酒を渡した問題に言及し、「自民党候補には裏金マークが付けられたが、梅谷氏には『日本酒マーク』を付けるべきではないか」と皮肉を込めて指摘しました。

総務省の見解

総務省の豊嶋基暢・情報流通行政局長は、放送法の規定を根拠に「放送事業者は自主自律のもと、番組を編集する責任がある」と述べ、個別の番組内容についてのコメントを避けました。さらに、浜田氏が求めた行政指導や放送免許の見直しに関しても、「個別の放送内容に踏み込むことは控える」との立場を示しました。

浜田氏は「裏金マークのような演出が視聴者に与える影響は大きい。こうした偏向的な報道が繰り返されれば、公正な選挙の妨げになる可能性がある」と批判を強めましたが、政府側の答弁は終始慎重な姿勢を貫きました。

ネットの反応

ネット上では、報道の公平性に対する意見が飛び交っています。一部からは、「裏金マークの演出は視聴者に偏った印象を与える恐れがある。公平性を重視するべきだ」という批判的な声が上がる一方で、「問題を分かりやすく伝えるためには必要な演出ではないか」と支持する意見も見られます。

「裏金マーク」の報道は、視聴者にとって政治家の問題点を視覚的に理解しやすくする一方で、印象操作につながる可能性も否定できません。報道の自由は民主主義の基盤ですが、政治報道においては公平性が特に重要です。

また、浜田氏の指摘するように、特定の政党や候補者だけを取り上げることが続けば、報道への信頼を損なう危険性があります。報道機関は、公平性と客観性を保ちながら、視聴者に事実を伝える責任があります。

今回の問題を機に、報道と政治の在り方について改めて議論が深まることが期待されます。政治家の透明性を高める努力と同時に、メディアもその役割と責任を果たす必要があります。

(文=Share News Japan編集部)

ネット上のコメント

仕事しないんだったら総務省も解体でいいんじゃない。

選挙特番には偏向マークつけたら?

わいわのO石さんにも裏金マークいるやろ。

野田先生や前原先生には外国人献金マークを。

安住氏もマーク付けないと

浜田聡氏を参議院議員として国会に送ってくれた事をN党には心から感謝したい。

そうしなきゃ矛盾だらけだから…同感だなぁ。。。


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