お笑い界の重鎮、明石家さんまが14日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』に出演し、自身の財産について明かす場面があった。
来年70歳(古希)を迎えるさんまが「国に寄付する」と断言し、ネット上では驚きと称賛の声が広がっている。
財産は「国に寄付」――人生観を語るさんま
番組では、ゲストの矢口真里が過去に「長者番付」に名前が載った経験について告白。
当時の金額に「盛られていた」と言いながらも「たんまりいただいてます」と語った矢口に対し、さんまは「金はあったらあったで苦労するし、なかったらなかったで苦労するしな」と持論を展開。
矢口が「さんまさん、絶対ありすぎなんです!」とツッコミを入れると、さんまは笑いながら「最後は国に寄付するつもり」と自身の財産について明かし、次のように続けた。
「金持って天国行けないしな。持って行けるなら持って行くよ。でも天国で札束数えてますって。ほかの人がうらやむような」
冗談交じりに笑いを取る一方で、弁護士と相談しながら財産分与の準備を進めていることも明かし、「万が一があったら大変になるから」と、人生の締めくくりに向けた考えを真剣に語った。
「笑い」の原点は“庶民的な暮らし”
さんまは、お笑いの本質についても言及。「お金持ちの生活では笑いが半減する」と語り、師匠から教わった“庶民的な視点”の大切さを強調した。
「オレらは安い、平たい生活から笑いが生まれる。大根の値段を覚えとけ、と言われてきた」
この発言には、「生活感を忘れずに笑いを届ける」という、さんま独自のプロ意識が感じられる。
「相続を期待」する仲間に断固拒否
番組共演者の村上ショージは、「ジミー大西とか、オレのことも弁護士さんと相談してるんやろ?」と冗談交じりに相続への期待を見せたが、さんまは即座に「お前ら2人に絶対やれへん」と笑いながら断言。これにはスタジオも爆笑に包まれた。
「さんまさんらしい」「国に寄付、かっこいい!」
さんまの「国に寄付する」という発言に対し、ネット上ではさまざまな反応が寄せられている。
「さんまさん、かっこよすぎる!金持って天国は笑ったけど、本当に器が大きいな」
「お金持ちが“国に寄付”って言うの、なかなかできることじゃない」
「最後まで笑いを交えながら語るところがさんまさんらしい」
「ジミーとショージにやれへんってところ、吹いたw」
「庶民感覚を大事にするってやっぱりプロだなぁ。大根の値段の話が深い」
一方で、「国に寄付するのもいいけど、困っている人や教育支援に使ってほしい」という意見も見られた。
人生の締めくくりも“笑い”で飾るさんま
明石家さんまは、70歳という節目に向けて財産や人生の締めくくりについて改めて語ったが、その語り口は常に笑いを忘れない。
自身の財産を国に寄付するとしながらも、「天国で札束を数える」という冗談を交え、リスナーを笑顔にさせた。
長年お笑い界を牽引し続けるさんまの「庶民派精神」と「器の大きさ」に、多くの人が改めて魅了される放送となった。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・国も無駄遣いが多いからなぁ
・ずっと国民を笑わせ続けて最後は国に寄付か 素晴らしいけど国に寄付してもろくな使われ方しない 使い道を考えたほうがいい
・そんな心配しなくてもガッツリ相続税でもってかれるよ…
・世の中大変な人達がいっぱいいるのでそちらにお願いします‼︎
・これは思考停止ですね。しっかり調べてからにした方がいい。
・国に渡すくらいなら、さんまさんが旋風したお笑いや未来の芸能の為に寄付したら良いと思います。
・明石家さんま財団を作って欲しい
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