不法滞在者などを収容する入国管理施設を巡り、「ハンガーストライキ(ハンスト)」が実際には差し入れのカップ麺やスナック菓子を大量に食べていたとする実態を産経新聞が報じ、ネット上で批判が殺到しています。
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「ワタシ、ビョーキ」元東京入管局長が語る収容の実情 ハンストで体重増、LGBT男性もhttps://t.co/HJlrV8S2f7「収容者がものを投げる、壁をける、たたく、熱湯をまき散らすなどは日常風景だった」
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 14, 2024
「ハンスト」のはずが…高カロリー食品で体重増加?
元東京入国管理局長・福山宏氏が語った内容によると、収容者が集団で給食を拒否する「ハンスト」を行う一方で、差し入れや自費購入のジャンクフード(カップ麺やポテトチップスなど)を大量に摂取していたという事実がありました。
3福山氏は「栄養バランスを考えた給食が数十万円分も無駄になったことがある」とし、「給食を拒否しているはずの半数が、逆に体重が増え、高血圧などの健康リスクが懸念された」と述べています。
「本末転倒では?」と怒りの声
この驚きの実態が明らかになると、SNSでは批判や疑問の声が相次ぎました。
「もはやただの『食事のわがまま』では?」
「栄養管理された給食を拒否してジャンクフードに走るって、どう考えてもおかしい」
「体重が増えてるハンストって何だよ…」
「税金が無駄になる」
「数十万円分の給食が無駄になったって…。収容施設の運営費も税金から出ているんだから、納税者としては納得できない」
「真のハンストをしている人に失礼」
「食事を拒否して真剣に訴えを起こすハンストとはかけ離れている」
「問題提起なら筋を通してほしい」
一方で、一部からは収容者の置かれた状況に同情する意見も見られました。
「ジャンクフードに頼らざるを得ない精神状態や生活環境も問題では?」
「入管施設内でのストレスや処遇改善が必要なのでは」
という指摘も上がっています。
批判の根底にある「入管問題」への不信感
ハンストの実態に対する批判が集まる一方、背景には入管施設そのものへの不信感や議論の混乱もあると考えられます。
スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの死亡事件以降、入管施設に対する人権侵害批判が続く中で、収容者が「健康悪化」を理由に仮放免を狙うケースや支援者による非難の声が相次いでいます。
しかし、その訴えの一方で、今回の「ハンスト中のジャンクフード大量摂取」という矛盾が表面化したことで、制度改善を求める真剣な声すらも冷ややかな目で見られる可能性もあります。
本当の「訴え」につなげるには
「ハンスト」とは本来、強い抗議の意思を示すために行われるものです。しかし、その形が歪められ、ジャンクフードの大量摂取という矛盾が発生してしまえば、訴えの信憑性や説得力は大きく損なわれます。
収容者の権利や処遇改善が求められるのは当然ですが、一方で税金で運営される入管施設に対する国民の不満も無視できません。問題の根本に向き合い、現実的な解決策を模索することこそ、今求められているのではないでしょうか。
「ハンスト」と「大量のジャンクフード」――この矛盾が広がる今、入管行政の在り方がさらに問われることになりそうです。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・ハンスト宣言をした不法滞在者に食事を出す必要はない。
・留め置く事が無駄なんだよ?ノータイムで送り返せ!
・差し入れ食べられるのは死刑が決まった当日のみってルールが要るね
・天国やないかい!追い返せば済む話や!
・自己責任 そもそも不法滞在なんだから追い出さなきゃ
・シンプルに迷惑です。即時強制送還、再入国禁止。
・直ちに強制送還。以上。
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