令和の忘年会、“行きたくない”世代は50代と判明!「若者に『飲め飲め』言えない」

令和の時代に入り、忘年会文化にも大きな変化が訪れています。11月に全国の社会人男女440人を対象に実施されたインターネット調査では、「職場の忘年会に参加したい」と答えた20代は約7割と高い割合を示しました。

一方、50代ではその割合が4割にとどまるという結果が出ました。この傾向に、世代ごとの価値観やライフスタイルの違いが浮き彫りになっています。

若年層は「コミュニケーションの場」として歓迎

調査結果によると、20代の若者たちは忘年会を「職場の人と親睦を深める絶好の機会」として前向きに捉える傾向が強いようです。

広島市内で取材した24歳の会社員男性は、「普段は話せない上司や他部署の方と交流できるので、新しい気づきがあります。お酒が入ると距離が縮まるのがいい」と笑顔を見せました。

一方で、同じく20代の女性会社員は、「参加はしたいけど、自己負担額が高いと正直厳しい」と費用面での悩みを語りました。

中高年層は「時間や負担」に慎重

一方、50代では「参加したい」と答える人の割合は4割にとどまりました。広島市内の55歳の公務員男性は、「仕事終わりに忘年会が入ると家族との時間が削られるし、二次会まで付き合うのは体力的にもキツイ」と本音を明かしました。

また、52歳の女性会社員は「コロナ禍で忘年会がなくなった期間に、飲み会のない快適さに慣れてしまった。わざわざ業務外で集まる必要性を感じなくなった」と語り、働き方や価値観の変化が影響している様子がうかがえます。

ネット上の反応

この調査結果に対し、SNSではさまざまな意見が寄せられています。

参加派の意見

「20代で積極的に忘年会に参加するのは良いこと。人脈が広がるチャンス!」

「上司と飲むと普段聞けない話ができるし、評価につながる場合もある」

不参加派の意見

「飲み会文化そのものが古い。お酒に頼らないコミュニケーションを目指してほしい」

「自由な時間が減るのが嫌。忘年会は業務ではなく娯楽でしょ?」

中立的な意見

「忘年会そのものが悪いわけじゃないけど、自己負担が多いときつい。会社負担を増やしてほしい」

「オンライン忘年会ならもっと気軽に参加できるかも?」

忘年会の「意義」を再考すべき時代

この調査から浮かび上がるのは、世代間で忘年会に対する意識や期待が大きく異なることです。

若年層にとっては、人脈形成や上司との交流の場としてのポジティブな面が強調される一方、中高年層にとっては負担や時間的コストがネックになりがちです。

また、コロナ禍を経験したことにより、オンラインでの交流や業務外のコミュニケーションの在り方を見直す動きも加速しました。

令和の忘年会は、これまでの「飲み会中心」の形式から脱却し、参加者が「意義」を感じられるような内容への転換が求められるのではないでしょうか。

たとえば、昼間に開催されるランチ会や、家族やパートナーを招待する形のパーティーなど、新しい形の「職場イベント」を模索する企業も増えています。

忘年会が持つ「一年の感謝を伝え、リフレッシュする場」という本来の目的に立ち返り、参加する全世代が楽しめる形が今後広がるかもしれません。

忘年会がこれからどう進化していくのか、令和時代の新しい職場文化の象徴として注目されます。

(文=Share News Japan編集部)

ネット上のコメント

年齢別で行けばいいのに

50代だが昔からずっと行きたくなかった

嫌われ者は呼ばれないから結果的にこうなる

絶対ウソだろこのアンケート

じゃあ最初からやるなよ 無駄じゃん

在宅ワークが3年も続けば、外に出ることすら億劫

氷河期世代なんかと飲みたくねーわ


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