酪農家の悲痛な訴え「返すお金がない」「国産の食べ物で次の世代は育ってほしい」

全国の酪農家が危機的状況にあることを訴える投稿がX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿主は「POP@脱サラ農家」さんで、酪農業界の厳しい現状を詳細に伝えた内容に、多くのユーザーから共感の声が寄せられています。

酪農家の数が半減、6割が赤字に

投稿によれば、全国の酪農家は2009年に2万戸以上ありましたが、2024年10月時点でその数は9960戸と半減。

また、残る酪農家の6割が赤字に苦しんでいるといいます。原因の一つとして挙げられるのが飼料の高騰で、投稿では「エサの値段は10年前の倍」と説明されています。

酪農家たちは借金をしてでも事業を続け、国産の牛乳や乳製品を守る努力を続けていますが、「返すお金がない」という現状に直面しているとのことです。

投稿に添えられた酪農家の声

投稿には、千葉県四街道市で酪農を営む西脇美幸代さんが登場するテレビ番組のキャプチャ画像が添えられています。

そこには、彼女の次のような切実な思いが綴られています。

「私たちの先代が作ってくれたものを…ここで途絶えさせていいのかなと思って」

「やっぱり国産の食べ物で次の世代は育ってほしい」

この言葉からは、酪農家としての使命感と、未来を思う気持ちが伝わってきます。

ネット上の反応

この投稿には、多くのユーザーからさまざまな意見が寄せられています。

共感や支援を求める声

「胸が痛い。国産の牛乳を買うことで少しでも支援できれば」

「酪農家の方たちがいてこそ、日本の食卓が守られている。もっと国が支えるべき」

「こんな状況にしておいて、国は何をしているのか」

政府や社会への疑問

「なぜこうなるまで放置されているのか。もっと政策で支援すべきだ」

「国産の乳製品を守ることが、日本の食の安全保障に直結するはず。声をあげていこう」

冷静な意見

「確かに厳しい状況だが、乳製品の価格を上げることに消費者がどう反応するかも課題」

「酪農家を支援する仕組みをつくると同時に、消費者意識を変えることも重要」

日本の酪農を守るために

日本の酪農業界は、国産の牛乳や乳製品を安定供給する重要な役割を担っています。しかし、飼料高騰や経営環境の悪化で、酪農家の減少が進んでいるのが現状です。

投稿の中で訴えられているように、これ以上国産乳製品の生産基盤を失うことは、日本の食卓に大きな影響を及ぼす可能性があります。

酪農家の努力に応える形で、政府の支援や消費者の意識改革が求められています。今後、この問題にどのような解決策が示されるのか、注目が集まっています。

(文=Share News Japan編集部)

ネット上のコメント

供給力は地道な育みだが、供給力を失うのは一瞬。国が守らないでどうする。

政府は税金で高い給料を貰っていて何処を観て仕事しているんだ!オイ自民党、農水省。

縁もゆかりもない東欧の国に惜しげもなく何兆円も差し出す一方、国内の農林水産畜産業は放ったらかし。怒りましょうよ。声を聞いてくれる政党に投票しましょうよ。

んで外国から買うんだよね。日本政腐、国民の敵だね。

国産牛乳で作ったチーズをもっと食べたい!

ホタテなんかより牛乳は毎日飲むくらいだし、料理にも使う。なのにこの差は一体何なのでしょうか。表に出ないポケットに入れるお金が関係してるとしか思えないですね。

NPOはえげつない予算つくのにな。


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