お笑いタレントの千原せいじさん(54)が自身のYouTubeチャンネルで、日本におけるタトゥーへの偏見問題について持論を展開しました。
その率直な発言がネット上で議論を呼んでいます。
「タトゥー嫌いな人の意味が分からへん」—せいじさんの主張
動画内でスタッフから「タトゥーへの偏見はありますか?」と問われたせいじさんは、「タトゥー嫌いな人の意味が分からへんねん」と断言。
その理由として、「タトゥーを入れるのは個人の自由であり、周囲に迷惑をかけるわけでもない」と説明しました。
また、「タトゥーを見て『怖い』と思うのはその人の感じ方でしかない。自分の感覚を他人に押し付けるのはおかしい」と主張し、日本社会に根強く残るタトゥーへの偏見に疑問を投げかけました。
賛否両論が交錯
この発言を受け、SNSや掲示板では賛否が分かれています。
賛成派の声
「せいじさんの言う通り。タトゥーを入れるかどうかは個人の自由で、他人が口を出すことじゃない」
「日本のタトゥーに対する偏見は古すぎる。もっと多様性を認めるべき」
「自分もタトゥーを入れているが、偏見の目で見られるのがつらい。こういう意見はありがたい」
反対派の声
「タトゥーが怖いと感じるのは過去の暴力団文化の影響。偏見というより歴史的背景がある」
「温泉やプールでタトゥーを見たら子どもが怖がるのも事実。日本では公共の場でタトゥーが受け入れられるのはまだ難しい」
「個人の自由を認めるのは大事だが、社会全体のルールもあるべき」
日本社会の多様性への課題
千原せいじさんの発言は、日本のタトゥー文化が抱える根深い偏見問題に改めてスポットを当てるものでした。
タトゥーへの否定的な意見には、日本の歴史や文化的背景が影響していますが、それが「個人の自由」を侵害する正当な理由にはなり得ません。
一方で、公共の場におけるルールやタトゥーの歴史的文脈も無視できない要素です。
社会全体が多様性を受け入れるためには、個人の自由と公共の利益とのバランスをどう取るかが鍵になるでしょう。
せいじさんのような著名人による発言は、偏見や固定観念に一石を投じ、多様性を考えるきっかけになることが期待されます。
今後、この議論がどのように展開するか注目されます。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・明らかにファッションタトゥー程度ならなんとも思わんけど和彫りと全身と集団は普通に怖ええよ。
・刺青は生理的にムリ。偏見でも何でもない。刺青を入れる自由とか抜かすなら刺青を嫌う自由も認めろ。
・いや、これだけ日本の世間がタトゥーに否定的なのに入れて見せたがるのが問題なんですよ。
・近所の銭湯に行ったら、結構なお年を召した御婦人の背中に天女が舞ってて、カラフルでかっこよかった!
・異様なものに対する違和感は人間の直感であり、危険察知能力だ。
・これからタトゥー入れようとしている人の背中を押すようなことは絶対止めて下さい。タトゥー入れた人はみんな反省して消そうとしています。世間は思っているほどタトゥーに甘くありません。
・改めて常識を知らないと何が非常識なのかを語れないんだと思い知ったよ…
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