テレビ朝日系の情報番組「モーニングショー」で、コメンテーターの玉川徹氏が中国での反日感情の悪化に関する議論の中で、SNS「X(旧Twitter)」を批判する発言を行い、ネット上で賛否両論を巻き起こしています。
「Xはデマ拡散の力が強い」
12月11日の放送で、中国における反日感情の広がりについて議論が行われました。その中で玉川氏は、SNSの役割に言及し、以下のような趣旨の発言をしました。
「特にXというのは、デマを拡散させる力が強いと言われています。こういった情報は負の感情を強烈に刺激するため、拡散力が非常に強いですよね。」
この発言は、中国での反日感情がSNSを通じて拡散され、さらに煽られるメカニズムに注目したものとみられます。
批判の声が多数
玉川氏の発言に対し、ネット上では批判的な意見が相次ぎました。
前田修氏(ライフサイエンス研究者)は、自身のXアカウントで次のように述べ、玉川氏の発言を強く批判しました。
「君のデマが暴かれているからXに対する私怨だろ?それなら、番宣でXを使うのを止めたらどう?」
また、一般ユーザーのa氏も、玉川氏の態度に疑問を呈しています。
「都合が悪いことはなんでもSNSのせいにする玉川氏。いつものパターンですな。」
こうした意見は、「モーニングショー」や玉川氏に対する反感が強い層を中心に拡散され、話題となっています。
賛否の分かれるSNSの役割
一方で、玉川氏の発言に理解を示す声もあります。
「SNSの情報拡散力が世論形成に与える影響は確かに無視できない」
「デマ拡散を防ぐ仕組みが必要という指摘には一理ある」
しかし、批判的な意見が多い背景には、過去の発言が物議を醸した玉川氏への不信感や、彼がXを名指しした点への反発があると考えられます。
SNS批判とメディアの責任
SNSが情報拡散力を持ち、時にデマやヘイトスピーチの温床となることは事実です。
一方で、SNSを通じた発信が多様な視点を提供し、情報の透明性を高める役割も果たしています。
玉川氏の発言は、SNSの負の側面を強調するあまり、「都合の悪い問題をSNSに責任転嫁している」と受け取られた可能性があります。また、「番組の宣伝ではXを利用しながら、SNSを批判するのは矛盾している」という指摘も一理あると言えるでしょう。
SNSの利用が広がる中、デマの拡散を抑制しつつ、自由な議論を守るための仕組みづくりが必要です。
また、メディア側も、SNS批判だけでなく、自らが正確で公平な情報を提供する責任を果たすべきでしょう。
SNSを「悪者」にするのではなく、その特性を正しく理解し、共存する道を探ることが、今後の課題と言えそうです。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・これ見てたけど、コメンテーターは「SNS悪い」誘導でしたね
・テレ朝の方がデマ多いんじゃね?
・いやいやテレ朝の方が酷いよ 一方的だし
・そりゃお前だろ 公共の電波を使ってデマを拡散させてるのは
・年末年始特番でコメンテーターに玉川アンミカ橋下パックンを迎えてやってほしい。絶対観ないけど。☺️
・散々、玉川自身が番組でデマを吐き散らかし、都合が良い時だけ、SNSの投稿者に『その映像を使用させて下さい』とお願いするゴミかすメディアが正義ぶるな!
・玉川よ、テレビ全部とは言わない。でもおまえのはただの個人見解を公共電波に乗せているだけ。それはデマレベルだよ。
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