予約せずに指定席に… 新幹線での“訪日客トラブル”についてのニュースが話題

新幹線「のぞみ」などで、外国人観光客が指定席に無断で座るケースが増えています。

この問題について、『乗り物ニュース』の報道を基に欧州の鉄道事情と日本の違いを比較し、ネット上での反応を探ってみました。

欧州と日本の指定席ルールの違い

『乗り物ニュース』によると、欧州の鉄道には日本とは異なる「指定席」の運用ルールがあるといいます。

例えば、「ユーロスター」や「TGV」などの全車指定席列車では、乗車前に指定券の有無が厳しく確認されるため、無断で座るトラブルは少ないです。

一方、「ICE」や「レイルジェット」のような任意予約列車では、指定席券を持たない場合でも空いている席に自由に座れる仕組みが一般的です。

この柔軟なシステムに慣れた欧州の旅行者が、日本の新幹線の「指定席車は指定券がないと座れない」というルールを知らずに誤解を招くケースが増えているようです。

「なんでも外国人に寄せる必要はない」

この問題に対し、日本のネット上では「訪日客にルールを合わせるべきか否か」で議論が起きています。特に目立つのが以下のような意見です。

「国が違えばシステムが違うのは当たり前。日本のルールを守るのは旅行者の責任」

「欧州で日本人が間違えば怒られるのと同じ。郷に入っては郷に従えが基本」

「なんでもかんでも外国人に寄せる必要はない。むしろ日本の文化を伝えた方がいい」

こうした意見の背景には、日本独自の鉄道システムや時間厳守の文化への誇りがあると考えられます。

外国人への配慮はどこまで必要か

観光立国を目指す日本では、多言語対応の案内や観光客向けのサービスが進んでいます。

『乗り物ニュース』も、「指定席車と自由席車が混在する新幹線のシステムは、欧州の旅行者には理解しにくい」と指摘しており、明確な案内表示の必要性を提言しています。

しかし、こうした外国人への配慮が過剰になることを懸念する声も少なくありません。

ネットでは、「すでに十分な案内があるのに、それを理解しないのは観光客の責任」「わざわざ外国人に寄せすぎると、日本の独自性が失われる」といった意見も見られます。

『乗り物ニュース』報道の提言

『乗り物ニュース』の報道では、「訪日客に対し、もっと視覚的にわかりやすい案内を行うことがトラブルの軽減につながる」としています。

例えば、駅やホームで「ここは指定席車です」という案内を多言語で明確に表示したり、乗車ルールをデジタルサイネージや動画で説明するなどの対策が挙げられます。

一方で、全てを観光客に合わせるのではなく、「日本の鉄道文化を理解してもらう機会とする」という考え方もあります。指定席のルールや礼儀を守ることで、日本の秩序や効率性を体感できるというのも一つの価値です。

ルールを守るのは双方の責任

外国人旅行者が日本のルールを学ぶことはもちろん大切ですが、日本側も「わかりやすい案内」に努めることで、誤解やトラブルを減らすことができます。

ネットの意見でも賛否は分かれますが、「郷に入っては郷に従え」という考え方を基本に、双方が歩み寄ることが理想と言えるでしょう。

『乗り物ニュース』が指摘したように、文化の違いを乗り越えるための情報発信を強化しつつ、日本の鉄道が持つ素晴らしさを訪日客に伝えることが重要です。

(文=Share News Japan編集部)

ネット上のコメント

欧米とシステムが違うからしょうがない?国が違えばシステムが違うのは当たり前。外国人は調べて来い。甘過ぎるよ。

日本のルールが守れないなら、来なくて良い。

なんでもかんでも外国人に寄せる必要なんかあるか。ここは日本です。

何故既存のルールを無視する外国人にこちらが寄せる必要が?こうして外国人に甘いからトラブルが減らないんだ

ちゃんとホームで外国語でアナウンスされているし 車両にもReserveとNonReserveって書いてあるし ルールの違いじゃないでしょ

日本のルールを守れない外国人、批判する外国人は、日本に来なくて良いよ。笑

外国ってこうなんすよw俺何度も体験してるんでwww日本もっと頑張んなwwwww 日記みたいな記事だった 海外で「知らなかったから無罪」は通用せんが?


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